2024年6月5日(水)には、名古屋を夏の季節の到来を知らせる熱田まつりが開催される予定です。2022年に3年ぶりに復活したこの祭りでは、多数の屋台が並び大いに賑わいました。さらに2024年は、熱田神宮御遷宮50周年を迎える特別な年であり、これまで以上に大々的な祭りが期待されています。
熱田まつりの見どころは3日間にわたる熱狂の連続です
- 6月4日(火)には前夜祭が開催されます。
- この日は、熱田神宮の境内で神楽や奉納演武が披露されるほか、屋台も開店し始め、夜店のグルメを楽しむことができます。
- 続く6月5日(水)は本祭が行われます。
- 神輿が熱田神宮から街中を練り歩き、午後には境内でさまざまな奉納演武が繰り広げられます。
- そして夜には、神宮の周辺で華やかな花火大会が開かれます。
熱田神宮の御遷宮50周年を記念して、2024年の熱田まつりは例年にも増して壮大な祭りとなることでしょう。
熱田まつり花火の穴場スポット
白鳥公園
熱田まつりを楽しむ際には、地下鉄名城線の「熱田神宮西駅」4番出口から徒歩14分の場所にある白鳥公園が最初の目的地となります。
この公園は祭りのメイン会場になるため、通常は人でごった返します。
しかし、花火の打ち上げ場所である熱田神宮公園は白鳥公園の対岸、橋を挟んだ向こう側に位置しており、良い位置を確保できれば最高の観覧スポットになり得ます。
地元の人々もこの公園で花火を楽しむため、早めに動いて良い場所を確保することが大事ですね。
公園は広々としているので、どこでも花火を見ることができますが、座って快適に観覧できる場所をゲットするには、早い時間帯に場所取りするのがおすすめです。
15時頃に到着すれば、良いスポットを確保しやすいでしょう。
熱田記念橋は、熱田まつりが開催される際、通常18時から21時過ぎまで交通規制が敷かれ、歩行者のみの通行となります。
白鳥公園には17時過ぎまでに到着することが望ましいです。
白鳥公園と熱田神宮公園は花火観覧の定番スポットであり、多くの人が集まるため、場所取りは競争が激しくなります。2時間前から場所取りをする人もいるほどの人気ぶりです。
もしゆったりと花火を楽しみたい場合は、もう少し離れた場所を探すのが良いでしょう。
名古屋国際会議場
名古屋国際会議場近くの南側にある芝生の広場は、花火観覧におすすめのスポット。
最寄り駅は地下鉄名城線の「西高蔵駅」で、ここから徒歩約4分の距離に位置しています。
この広場は白鳥公園の一部であり、具体的には白鳥公園中央の北側にあります。
ただし、樹木によって視界が遮られる場所もあるため、白鳥公園の中でも比較的空いているという特徴があります。
白鳥公園内では遊歩道や白鳥庭園に人が集中する傾向があるため、この芝生の広場は比較的混雑を避けやすく、快適に花火を観覧できる可能性が高いです。
名古屋国際会議場の南側に広がるこの芝生の広場は、遊歩道や白鳥庭園とは異なり、混雑から少し離れた落ち着いた花火鑑賞が望めるスポットとして、特におすすめです。
堀川沿い遊歩道・旗屋橋など
堀川沿いの遊歩道は熱田まつり花火大会で特に人気のある観覧スポットの一つで、水辺から見上げる花火の美しさは格別!
場所の特徴としては、間近で花火を見ることができる一方で、人出が多く、熱田記念橋は花火の打ち上げ前に交通規制が敷かれ通行止めになるため、アクセスには注意が必要です。
このスポットのメリットは、水辺の特別な視点から花火を楽しめることや、熱田神宮公園の近くに位置していることです。
しかし、人出が多いために良い場所を確保するのが困難であり、熱田記念橋以外の場所では視界が遮られる可能性があります。
堀川沿いで花火を楽しむための攻略法としては、早めに到着して場所を確保することが重要です。
また、熱田記念橋以外の橋を選んで観覧することや、周囲の人と譲り合いながら安全に花火を楽しむことも大切です。
イオンモール熱田
熱田まつりの花火を楽しむ際におすすめの穴場スポットとして、イオンモール熱田があります。
このスポットは、愛知県名古屋市熱田区六野一丁目2番11号に位置しており、JR「金山駅」からは徒歩約15分の距離にあります。
また、金山総合駅南口からは無料シャトルバスも運行しているため、アクセスは非常に便利です。
イオンモール熱田の特徴として、花火の打ち上げ場所からは少し離れていますが、施設内にはトイレなどが充実しており、屋上駐車場からは花火を観覧することができます。
このスポットのメリットは、一般の観覧エリアの混雑を避けられること、トイレの心配がないこと、そして駐車場から直接花火を見ることができる点です。
ただし、デメリットとして、打ち上げ場所から少し離れていることと、駐車場が混雑する可能性があることが挙げられます。
神宮東公園
熱田まつりの花火観覧において、隠れたスポットとして神宮東公園があります。
この公園へのアクセスは、最寄りの神宮前駅から徒歩で約10分と便利です。
神宮東公園は、白鳥公園などの主要な観覧スポットに比べて人出が少なく、芝生エリアでのピクニックや子供向けの遊具が充実しているため、家族連れに特におすすめです。
この公園の最大のメリットは、大きな混雑を避けつつ花火を楽しむことができる点です。
また、昼間から公園内で遊ぶことができるので、一日を通して楽しむことが可能です。
神宮東公園は、熱田まつり花火大会の日に、混雑を避けながらも家族でゆっくりと過ごせる穴場スポットとして、魅力的な選択肢となります。
花火大会を前にして、ピクニックを楽しんだり、子供たちが遊具で遊ぶ中、夜の花火の時間を待つのは、特別な体験になるでしょう。
イオンモール新瑞橋店
この場所は、花火の打ち上げ場所からは少し離れていますが、その分、視界が開けていて花火をよく見ることができる可能性があります。
また、イベント当日には屋上が開放されることもあるかもしれませんが、これはまだ確定していません。
イオンモール新瑞橋店の利点は、主要な観覧エリアの混雑を避けつつ、広々とした場所で花火を楽しむことができる点です。
車でのアクセスもしやすいため、遠方から来る人にとっても便利な選択肢となります。
しかし、打ち上げ場所から離れているため、花火を近くで見たいという人には不向きかもしれません。
また、屋上が開放されるかどうかが未確定であるため、当日の状況によっては別の観覧スポットを考える必要があるかもしれません。
イオンモール新瑞橋店は、熱田まつりの花火をリラックスして観覧したいと考えている人にとって、考慮すべき穴場スポットです。
混雑を避け、快適に花火を見たい場合は、このスポットが良い選択肢になるかもしれません。
ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋の「熱田まつり 花火プラン」が人気
熱田まつりの花火をただ見るだけでなく、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋での食事を楽しむことで、特別な体験ができるプランがあります。ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
このプランは特にカップルからの人気が高く、ホテルの134メートル以上の高さからは、花火を正面で楽しむことができる絶景スポットです。
このようなユニークな観賞方法は予約が非常に競争率が高く、クリスマス時期に匹敵するほどの人気を集めています。
2024年には、「熱田まつり 花火プラン」として、花火当日の利用プランや宿泊プランが提供されています。
中部電力未来タワー
中部電力未来タワーのスカイデッキは、名古屋の夜景とともに花火を楽しむことができる特別な場所です。
この高さ90メートルに位置する室内展望台からは、360度のパノラマビューが広がり、訪れる人々に忘れがたい体験を提供します。
入場券の価格は、大人(高校生以上)が1,800円、小人(小・中学生)が800円で、2023年に提供されたホテルディナーのプランは、1人25,000円からの設定でした。
スカイデッキでは、特に花火大会の日には混雑が予想されるため、早めの入場が推奨されます。
また、花火観覧イベントは天候に大きく左右されるため、悪天候の場合は中止になる可能性があることも頭に入れておく必要があります。
熱田まつりの花火へのアクセス方法
熱田神宮へのアクセスには、電車と車の両方が便利です。
電車
電車でお越しの場合、以下の4つの駅が主なアクセスポイントとなります。
名鉄名古屋本線・常滑線の「神宮前駅」からは西口を出て徒歩約3分、JR東海道本線の「熱田駅」からは出口より徒歩3分です。
また、名古屋市営地下鉄名城線を利用する場合は、「神宮西駅」の2番出口から徒歩1分、
「伝馬町駅」の1番出口からは徒歩4分で到着します。
車
車でのアクセスをご希望の場合は、東名高速道路や名神高速道路の利用がおすすめです。
東名高速道路を利用する場合、豊田ICから伊勢湾自動車道を経由して名古屋ICに進み、名古屋高速「呼続」出口から国道1号線を伝馬町交差点方面へ向かい熱田神宮に至ります。
また、小牧ICから名古屋高速を利用して「堀田」出口で下り、同じく国道1号線の伝馬町交差点を経由して熱田神宮へと向かうルートもあります。
熱田まつりの花火の混雑状況
熱田まつりの来場者は毎年約25万人と言われていて、その大半は6月5日の「本祭」に訪れます。
花火が打ち上げられるのが本祭の夕方からということもあり、夕方からの混雑は覚悟しておかなければなりません。
熱田まつりの混雑する時間帯
熱田神宮では午前10時からは武道などさまざまな奉納行事が執り行われます。
最も混雑する時間帯は、献灯まきわらが始まる17時30分頃から花火大会の時間帯です。
熱田まつりの空いている時間帯
午前10時から熱田神宮では武道などのさまざまな奉納行事が行われますが、混雑がピークに達するのは17時30分頃から始まる献灯まきわらと花火大会の間です。
2024年の熱田まつりが月曜日にあたるため、日中は比較的混雑が少なめで、この時間を利用して屋台を楽しむことがおすすめです。
昼間の屋台巡りを楽しんだ後、早めに花火観覧場所に移動するとスムーズです。
夕方には仕事帰りの人々も加わり、混雑はさらに増します。特に、最寄り駅周辺の混雑は予想以上に大きくなります。
花火が始まる前の夕方や、花火終了後に人々が一斉に動き出す時間帯は、特に混雑が予想されるので注意が必要です。
熱田まつりの混雑をさけるには
熱田まつりでの花火を楽しむにあたり、何よりも重要なのは早めの行動です。
他の参加者と同じタイミングで動くと、混雑に巻き込まれるのは避けられません。今年の6月5日の本祭は平日にあたるため、昼間は比較的人出が少ないと予想されます。
そのため、電車が混み合う前に花火観覧場所へ直接向かうか、あるいはまず熱田神宮を参拝し屋台で食事を楽しんだ後、早めに観覧場所へ移動する計画がおすすめです。
もし花火の観覧場所を白鳥公園と定める場合、その周辺でも屋台が出店しています。
白鳥公園へは15時頃に到着するのが理想的ですが、16時頃に到着しても十分です。場所取りを済ませた後は、花火の準備をします。
花火が終わる少し前、または終了後に駅へ向かうことで、駅の大混雑を避けることができます。
花火終了後に白鳥公園周辺は一時的に混雑しますが、しばらくすれば落ち着きます。
しかし、駅では混雑が長引くことが予想され、入場規制が敷かれる可能性もあります。
このため、混雑を避けるためには、花火終了直前または終了後しばらくしてから駅に向かうのが賢明です。
まとめ
以上、熱田まつりの花火の観覧スポット、アクセス、混雑情報についてお知らせしました。
熱田まつり花火の穴場スポット
白鳥公園、名古屋国際会議場の芝生広場、堀川沿い遊歩道、イオンモール熱田、神宮東公園、イオンモール新瑞橋店、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋、中部電力未来タワーが穴場スポットとして挙げられます。各スポットは花火の観覧に適した位置や混雑を避けるための工夫が特徴です。
熱田まつりの花火へのアクセス方法
熱田神宮へは電車と車の両方でアクセス可能です。電車なら名鉄名古屋本線・常滑線「神宮前駅」、JR東海道本線「熱田駅」、地下鉄名城線「神宮西駅」「伝馬町駅」が主要駅です。車の場合は東名高速道路や名神高速道路を利用し、「呼続」出口や「堀田」出口を経由するルートが便利です。
熱田まつりの花火の混雑状況
花火大会当日は毎年約25万人が来場し、特に6月5日の本祭が混雑します。最も混雑する時間帯は17時30分頃から花火大会の時間帯です。昼間は比較的空いており、夕方以降に混雑がピークになります。早めの行動と混雑時間帯を避けることが重要です。