5月にまつわるさまざまなネタやイベントを44個集めてみました。
5月は、31日あり、春の後半にあたります。4月末から5月はじめにかけてゴールデンウィークと呼ばれる連休があるのが特徴です。
日本では、旧暦5月を『皐月(さつき)』と呼び、現在では新暦5月の別名としても用いています。
『日本書紀』などでは「五月」と書いて「さつき」と読ませています。「皐月」と書くようになったのは後のことで、表記は元来、漢籍に現れる陰暦五月の別名です。
英語の月名 『May』はローマ神話で豊穣を司る女神マイア = Maia の名が由来と言われています。
沖縄県や奄美群島では例年5月上旬より梅雨となり、九州では早ければ5月末から梅雨となることがあります。
カレンダー
メーデー
日本のメーデーは、1920年から続いている、労働者が一致団結して自分たちの権利を祝う大切な日ですよね。
この日には、日本全国で様々なイベントが行われます。パレードや集会では、労働者たちが一緒になって、働く環境をよくするための要求や、世界に平和を願うメッセージを発信するんです。
メーデーは、労働組合が中心となって進めるイベントで、春に行われる労働者と会社の間の交渉、それを「春闘」と呼ぶんですが、その結果をみんなで共有したり、労働者同士の結びつきを見せつける特別な日でもあります。
時間が経つにつれて、昔は大きなデモで表現されていた活動も、今ではインターネットを使った形に変わってきていますが、メーデーの一番大切な意味、つまり労働者の権利をより良くしようという心は変わりません。
この日は、労働者が自分たちの働く場所をもっと良くしようと、積極的に声を上げたり行動することで、社会全体での考え方を少しずつ変えていくきっかけにもなっています。
メーデーは、ただ休む日ではなく、労働者が自分たちの権利を高め、社会を前に進めようとする行動をする大切な日なんです。どう思いますか?社会全体がより良くなるために、こうした行動はとても重要だと思いませんか?
ゴールデンウィーク
5月と聞くと、多くの方がゴールデンウィークを思い浮かべるのではないでしょうか。
約4割の人が5月の特別な時期として言及するほど、ゴールデンウィークは日本で大切にされている長期休暇です。
特に社会人にとっては、1年の中で指折り数えるほどの貴重な長期休みで、「今年は何日間休めるかな?」と計画を立てるのが楽しみの一つですよね。この時期は気候も良く、外に出かけるのに最適な季節ですが、出費も増えがちです。
ゴールデンウィークは4月末から5月初めにかけての連休で、旅行やレジャー、帰省などを計画する人が多いです。
この連休は、昭和の日(4月29日)、憲法記念日(5月3日)、みどりの日(5月4日)、子どもの日(5月5日)という祝日で構成されています。
通常、ゴールデンウィークは5日から6日程度の連休が多いですが、うまく土日や祝日を使って、さらに有給休暇を組み合わせることで、最大で10日間の連休を取ることも可能です。
5月は暑すぎず寒すぎない、ちょうど良い気候で、外での活動に最適な時期です。多くの方が、この時期を利用して様々なアウトドア活動を楽しむでしょう。
ただ、ゴールデンウィーク中は交通費や宿泊費が上がりやすくなります。ですから、旅行の計画がある場合は、早めにご予約を
憲法記念日(5月3日)
憲法記念日は、日本が平和を大切にする国であることを示す大事な日。
1947年5月3日に、戦争をしないと決めた新しい法律、つまり日本国憲法が始まったことを祝います。
この憲法には、「戦争放棄」「基本的人権の尊重」「主権在民」という、日本の基本的なルールが書かれています。
憲法記念日は、この憲法ができたことを思い出し、平和や自由、民主主義の大切さを再確認する日なんですね。学校やいろいろな場所で、憲法の意味を考えるイベントが開かれたりもします。
日本が平和を守り続けるために、私たち一人ひとりがこの日を大切にしたいものですね。
みどりの日(5月4日)
みどりの日は、日本の自
然を愛し、緑豊かな環境を大切にする心を育むための祝日です。
もともとは昭和天皇の誕生日である4月29日に「みどりの日」として制定されていましたが、後に「昭和の日」に改められ、みどりの日は5月4日に変更されました。
この変更は、ゴールデンウィーク中の連休をより充実させるという側面もありますが、昭和天皇が生前、自然保護に対する強い関心を持ち、全国各地での植樹祭に積極的に参加されていたことに敬意を表したものです。
端午の節句・こどもの日(5月5日)
「こどもの日」は5月5日に祝われ、もともとは「端午の節句」として知られていました。
この日は、特に男の子の健康と幸せを願う日とされ、家庭では兜や武者人形を飾ったり、邪気を払うために菖蒲湯に入ったりする習慣があります。また、かしわ餅やちまきを食べることが一般的で、これらは端午の節句を祝う際の伝統的な食べ物です。
この祝日はゴールデンウィークの中で迎えられ、動物園や公園などでは子どもたちのために入場料が無料になることもあります。
鎧や兜をもした飾りを家に飾ることで、子どもたちの健康成長や家族の繁栄を願います。
端午の節句は、女の子の成長を願う3月3日の桃の節句(雛祭り)と対をなす伝統行事で、男の子の成長と成功を祈願します。町中で見られる鯉のぼりも、子どもたちが逆境を乗り越え、力強く成長する姿を象徴しており、家族にとって大切な意味を持つ風習です。
母の日(5月第2日曜日)
5月といえば母の日。
母の日は5月の第2日曜日に設定されており、母親への感謝を表す大切な日です。
日本では、この日に母親にカーネーションやバラなどの花を送る風習があります。中でも赤いカーネーションは「母への愛」という花言葉を持ち、直接言葉で伝えられない感謝の気持ちを象徴的に表現できます。
母の日の前後は花屋さんが大変混雑し、売り切れや配達の時間指定が難しくなることがあります。
そのため、花を贈りたいと考えている方は、早めに花屋に相談し、事前に計画を立てることが大事ですよね。
八十八夜
「茶摘み歌」に登場するフレーズとして親しまれている、立春から数えて88日目の5月2日ごろ
農家にとって重要な節目です。
この時期は、農家にとっての大敵である霜の心配がなくなり、種まきや茶摘みといった農作業が本格化する季節とされています。
春の暖かさが定着し、多くの作物の栽培が始まるため、農家の方々はこの時期を迎えると大忙しになります。
特に茶の新芽を摘む「茶摘み」は、この時季の代表的な作業であり、新鮮で香り高いお茶を生産するための大切な時期です。
沖縄本土復帰記念日(5月15日)
沖縄本土復帰記念日は、1972年5月15日に沖縄がアメリカ合衆国から日本に返還されたことを記念して設けられた日です。
この日は、沖縄が第二次世界大戦後、約27年間にわたりアメリカの統治下にあった状態から解放され、再び日本の一部となった重要な歴史的出来事を祝うものです。
復帰記念日は、沖縄県内でさまざまな記念行事や式典が行われ、平和への願いや沖縄文化の振興、沖縄の発展を願う機会となっています。
風物誌
五月晴れ
「5月晴れ」という表現は、一般に春の心地よい晴れた日を連想させますね。
でも、実際には梅雨の晴れ間を意味する場合が多い、というのはあまり知られていないかもしれませんね。
時折、日本の伝統的な暦の季節感と実際の気候パターンとの間にちょっとしたズレが生じます。
しかし、多くの人が「5月晴れ」と聞いてイメージするのは、清々しくて過ごしやすい春の日々です。このフレーズが持つ、実際の気候とは異なる爽やかなイメージは、5月の気候を理想化した表現として広く受け入れられているようですね。
鯉のぼり
鯉のぼりは、5月5日のこどもの日に飾る、日本の伝統的な飾り物。
この日は、もともと男の子の健康や成長を願って祝う特別な日で、鯉のぼりはその願いを象徴するために家の庭や川のそばに飾られます。
家族みんなを表す色や形が違う鯉を使って、一番上には家族を守るお父さんを意味する黒い鯉、その下にお母さんを象徴する赤い鯉、そして他の子どもたちを示すいろいろな色の鯉が並びます。
これは、鯉が滝をのぼって龍に変わるという、中国のお話からヒントを得ています。
このお話には、困難を乗り越えて成長する強さの象徴が込められていて、子どもたちが元気で強く育ってほしいという親の願いが込められています。
鯉のぼりを飾ることは、まさに子どもたちの明るい未来と成功を祈る親心を表しているんですね。そして、風に揺れる鯉のぼりは、春が来たことと家族のしあわせを感じさせてくれる、美しい景色を作り出してくれます。
五月病
五月病とは、疲れやストレスが原因で精神的、体調的に不調を感じることです。
特に4月に新しい環境になる新入社員や新入生によく見られる症状です。
5月の連休後に仕事や学業へのやる気がなくなる現象で、体調不良や気分の落ち込みを伴うこともあります。
この時期、やる気が出ないと感じる人は少なくありません。
原因は、新生活の緊張からくる疲れや、新しい環境への馴染みにくさにあります。「無理しない」こと、体調が悪い時はしっかり休むことが大切ですよね。
かしわ餅
「かしわ餅」は、端午の節句に食べるといいとされている、とても特別な和菓子です。
中にはあんこがたっぷり入ったやわらかいお餅が入っていて、柏の葉のすがすがしい香りがするんですよ。
この香りと味の組み合わせは、本当に素敵で、食べると幸せな気持ちになりますよね。
端午の節句には、家族みんなでかしわ餅を食べて、いい縁起を祈るのがいいですね。
潮干狩り
潮干狩りも、楽しい春のアクティビティのひとつ。
4月から5月にかけて、特にゴールデンウィークに楽しむ人が多いと思います。
この時期は、天然のアサリを採ることができるんですよ。
5月は潮が大きく引くので、潮干狩りに最適な面積が広がります。潮の満ち引きは場所によって違うので、出かける前にはしっかりと調べておくといいですね。
5月って、まだ夏ほど暑くなくて過ごしやすいけれど、外で長時間過ごすときは紫外線対策が大切。
日焼け対策をして、まだ暑さに慣れていない体を守りましょう。
潮干狩りで素敵な思い出を作って、春の日を満喫しませんか?
一番茶(新茶)
新茶は、その年に摘まれた新しい芽から作られるお茶で、春の訪れを感じさせるすがすがしい香りが特徴です。
5月に入ると茶摘みが始まり、「一番茶」として知られるこの時期の茶葉は、味や香りが豊かで、縁起ものとしても大切にされています。
5月は「八十八夜」も重要な時期で、この日に摘まれた茶葉は特に良い縁起をもたらすとされています。お茶を日常的に楽しむ方にとっては、この時期の新茶を意識して選ぶのもおすすめですね。
お出かけが難しい日でも、自宅で新茶を楽しむことで、5月の心地よさを感じ取ることができます。新茶特有のさっぱりとした風味は、春の穏やかな日々にぴったりですよね。どうですか、新茶でゆったりとした時間を過ごしてみませんか?
運動会
運動会といえば秋のイメージも強いですが、10月辺りまでは残暑が厳しいため、5月に行う学校も増えてきました。しかし、5月も半ばをすぎるともう暑くなるため、熱中症予防をしながらの、短時間の運動会もはやってきています。
しかし、
菖蒲湯(しょうぶゆ)
端午の節句には、菖蒲湯に入るという習慣がありますよね。
菖蒲の葉や根をお風呂に浮かべて入浴すると、その香りがふんわりと広がり、厄除けや穢れを払うと言われています。
この風習は、子どもの日に合わせて行われることが多く、菖蒲の香りが心身をリラックスさせてくれる効果も期待されています。
5月になると気温が急に上がり、体調を整えるためにも菖蒲湯がおすすめです。
子どもだけでなく、家族みんなで入るといいでしょう。
菖蒲はスーパーやホームセンターで手に入りやすいので、試してみるのもいいですね。
ただし、「葉菖蒲」を使うことが大切で、「花菖蒲」とは違うので注意してください。
田植え
地域によって多少の違いはありますが、一般に田植えの季節は5月頃になります。
この時期になると、各地で水田の水面がきらきら空を映してとてもきれいですよね。
春の終わりから初夏にかけてのこの時期は、新しい命が育つ始まりの季節とも言えますね。
花
タンポポ
タンポポは、春に咲く花ですよね。でも、5月になると、よく綿毛をつけたタンポポを見かけます。
この綿毛は、タンポポの種子が風に乗って広がるためのものです。
春が深まるにつれて、タンポポはこの綿毛を使って、新しい場所で芽生える準備をします。
芍薬(しゃくやく)
芍薬(しゃくやく)は、ボタン科の植物ですね。見た目が牡丹(ぼたん)に似ていることでも知られています。特に5月になると、芍薬はその美しい花を咲かせるシーズンを迎えます。
皐月(サツキ
サツキは、ピンク色が特徴的で美しいツツジ科の植物です。
その名前は、旧暦の5月を意味していて、この時期に美しい花を咲かせることからその名が付けられました。
さらに、サツキと聞くと、競馬のクラシックレースを思い浮かべる方もいるかもしれませんね。それぞれの人にとって、サツキが違う意味を持つことは面白いですよね。
カーネーション
カーネーションは、4月から6月にかけて咲く花で、母の日のプレゼントとしてとても人気。
5月に入ると、街中でカーネーションを見る機会が格段に増えますね。特に、真っ赤なカーネーションはその華やかさで知られていますが、「ムーンダスト」と呼ばれる青いカーネーションも人気を集めています。
ピンクや赤、白などの伝統的な色だけでなく、最近ではグリーンやオレンジのようなシャーベットカラーも選べるようになりました。
母の日には、ちょっとおしゃれなカーネーションを選んでみるのも素敵ですよ。
あやめ
5月と言えば、端午の節句がありますね。
この時期に飾られる菖蒲に似ている「あやめ」も、5月の風情を彩る美しい花です。
あやめは、穏やかな紫色の花びらとまっすぐ伸びた茎が特徴で、毎年この時期になると私たちに春の喜びを届けてくれます。
あやめが持つ「良い便り」という花言葉は、ギリシャ神話に由来していると言われ、何か嬉しい知らせを期待させるような、素敵なメッセージを持っています。
5月にピッタリの花を贈りたい時には、あやめを選んでみるのも良いでしょう。
あやめの優しい色合いと、幸せを運ぶ花言葉で、大切な人へのプレゼントにすると、きっと喜ばれるはずですよ。
食べ物
たけのこ
5月は、春を代表する食材の一つ、たけのこの美味しい季節ですね。
2月頃から始まるたけのこの出荷は、5月頃までが旬とされています。
この時期、ゴールデンウイークを利用して家族でたけのこ狩りを楽しむのはいかがでしょうか?自然の中で収穫の楽しさを味わえる素敵な体験ですよ。
食用になるたけのこの種類は限られていますが、「孟宗竹」や「淡竹・真竹」は特におすすめです。
孟宗竹や淡竹は様々な料理に使いやすい万能選手。一方、真竹は少し固めで噛み応えがあり、炒め物などにぴったりです。
どう思いますか?春の味覚を楽しみながら、この季節ならではの食材を味わってみてはいかがですか?
そらまめ
そらまめは、春から初夏にかけての楽しみの一つですよね。
4月から6月頃に旬を迎えるこの豆は、ふっくらとしたさやの中に大きな豆がぎっしりと詰まっています。
調理すると、そのほくほくとした食感が本当に美味しいですよね。
どう思いますか?新鮮なそらまめを手に入れたら、ぜひ様々な料理で春の味わいを楽しんでみてください。
さくらんぼ
さくらんぼは、特に山形県を中心に生産されていて、5月ごろにその短い旬を迎える、とても魅力的なフルーツ。
この時期になると、みずみずしくて甘いさくらんぼが店頭に並びます。見た目もかわいらしくて、多くの人に愛されていますよね。
5月は、本格的な梅雨入りの直前で、新鮮なフルーツが恋しくなる季節です。
さくらんぼは、小さいながらも栄養価が高く、カリウムを豊富に含んでいるため、体内の余分な水分を排出しむくみを改善する効果があります。
さらに、ビタミン類もたっぷりで、お肌の健康や免疫力を高める助けにもなります。
5月は新年度が始まって少し疲れが出やすい時期ですよね。
そんな時に、さくらんぼを積極的に食べることで、美味しくて栄養たっぷりのサポートを受けることができます。どう思いますか?この素敵な季節に、さくらんぼで心も体も元気にしてみませんか?
グレープフルーツ
グレープフルーツは、アメリカで5月頃に旬を迎えるフルーツですね。
この時期になると、アメリカ産のグレープフルーツが日本の店頭にもたくさん並びます
。4月から5月にかけては、アメリカでグレープフルーツが最も美味しくなる時期とされていて、その酸味と甘みのバランスが絶妙になります。
アメリカから輸入されるグレープフルーツは、私たちが普段目にするものの多くを占めています。
この季節になると、特にジューシーで風味豊かなグレープフルーツを楽しむことができるんですよ。
5月には、新鮮なグレープフルーツを味わって、春の訪れを感じてみるのも素敵ではないでしょうか?
アスパラガス
国産のアスパラガスは、春から初夏にかけてが旬の時期です。
特に北海道は、その主な産地として知られていますね。
この時期になると、新鮮で味わい深いアスパラガスを楽しむことができます。
旬の時期以外では、メキシコなどから輸入されたアスパラガスが主に市場に出回っています。
国内で収穫されるアスパラガスは、その味の濃さや食感の良さで人気があります。
春の訪れとともに、食卓に彩りと新鮮な味わいをもたらしてくれるんですよ。
さやえんどう
さやえんどうは、冬から春にかけて旬を迎える野菜です。5月になると、そのシーズンもそろそろ終わりに近づくと言えますね。
桃の節句や端午の節句など、春に行われる行事で食べられるちらし寿司やお吸い物に、さやえんどうはよく使われます。
その鮮やかな緑色が料理の彩りを美しくしてくれるから、本当に重宝されますよね。
春の訪れを感じさせてくれるさやえんどうを使った料理は、見た目にも美しく、食べる人の心を明るくしてくれます。
ホタルイカ
ホタルイカは、富山県滑川市を代表する海の幸で、「滑川市のさかな」としても特別に指定されています。
このミニサイズのイカは、コリコリした食感と、独特の苦みが特徴で、多くの人に愛されていますよね。
ホタルイカを酢味噌でいただくと、その味わいはさらに引き立ち、本当に絶品です!
鯵(あじ)
鯵(あじ)は、一年を通して楽しむことができる大衆的な魚ですが、特に5月はその旬とされています。
この時期のあじは、脂がのっていて特に美味しいんですよ。
刺身、焼き物、煮物など、さまざまな料理方法で楽しめるのが魅力。旬の時期に食べるあじは、その味わいが格別で、食卓を豊かに彩ってくれます
鰹(かつお))
5月頃になると、鰹(かつお)は「初鰹」と呼ばれる時期を迎えます。
この「初鰹」は、あっさりとした味わいが特徴で、多くの人に愛されています。
また、「初」がつくことから、縁起の良い食べ物としても知られていますね。
マンゴー
マンゴーは、宮崎県や沖縄県を主な産地としているフルーツです。
5月ごろから夏にかけて旬を迎え、その甘みとジューシーさが格別です。
これらの地域の温かい気候が、マンゴーを甘くて美味しいフルーツに育て上げるんですね。
ウニ
ウニは、夏頃を旬とする海の幸ですが、産地によっては5月頃に旬を迎えることもあります。
ウニの旬は、海の状態や地域によって異なり、それぞれの時期に最も美味しいウニを楽しむことができるんです。
5月に旬を迎えるウニは、特に新鮮で、濃厚な味わいが特徴です。この時期に味わうウニは、海の恵みを存分に感じさせてくれます。
アサリ
アサリは、一年中楽しむことができる美味しい味覚ですが、特に春と秋が旬であるとされています。
この時期には、アサリのうまみがより濃くなり、その味わいは格別になります。
春には、冬を越してエネルギーを蓄えたアサリが、秋には、夏を過ごして栄養をたっぷりと蓄えたアサリが、それぞれ美味しくなるんですね。
ちまき
ちまきは、笹の葉や竹の皮でもち米などを包んで蒸し上げる、端午の節句の際に食べられるものとしてよく知られていますね。
見た目にも美しく、独特の風味が楽しめます。笹の葉や竹の皮がもち米に香りを加え、もちもちした食感も楽しい一品ですね。
。
イベント
プロ野球交流戦
プロ野球交流戦は3月からオープン戦、4月からレギュラーシーズンがはじまりますが、感覚的には5月といえばプロ野球観戦のスタートと感じる人がけっこういるようです。
納税
5月と聞いて納税を思い浮かべる人が多いのは、この時期に様々な税金関連の通知が届き始めるからですね。
特に、5月は自動車税の納付通知書が届く時期として知られています。
ここからは、5月に各地で行われるイベントについて、このブログで掲載しているものをあげてみます。
くらやみまつり
くらやみ祭りは、東京都府中市にある大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)で毎年5月3日から5月6日まで行われる伝統的な祭りです。
奈良時代に始まったとされ、古くから続く日本の伝統的な祭礼の一つです。
特に有名なのは、5月5日の夜に行われる「くらやみ行列」で、神輿(みこし)が神社の境内を出発し、周辺の町を巡行します。この行列は、暗闇の中で行われることから「くらやみ祭り」と呼ばれ、非常に神秘的な雰囲気があります。
祭りの期間中、多くの露店が出店し、様々な催し物があり、地元の人々はもちろん、多くの観光客で賑わいます。特に、神輿の巡行は力強く、勇壮な姿が見られるイベントで、多くの参加者や見物人が夜通しでこれを楽しみます。
大國魂神社は、府中市の中心部に位置し、歴史的にも文化的にも重要な場所です。この神社は、地域の守り神としての役割を果たしており、くらやみ祭りを通じて地域社会の結束を深める重要な役割を担っています。
博多どんたく港まつり
博多どんたく港まつりは、毎年5月3日と4日に福岡県福岡市で開催される、活気あふれる祭りです。
約800年の歴史を持ち、福岡市の春の訪れを告げる大規模なイベントです。
どんたくは元々、オランダ語の「ゾンダック(Zondag)」が語源とされており、「日曜日」を意味します。これは、江戸時代に商人たちが日曜日に音楽を奏でながら街を練り歩いたことが始まりとされています。
博多どんたく港まつりでは、市内各所でパレードや民謡演奏、ダンスパフォーマンスなどが行われ、特に博多駅前や天神地区を中心としたメインパレードは、色とりどりの衣装を着た参加者が練り歩き、見る者を魅了します。
参加者は地元の住民や学生、企業団体など多岐にわたり、約2万人以上がこのパレードに参加し、約200万人の観光客で賑わいます。
また、港まつりの一環として、様々な屋台が出店し、福岡の名物料理や地元の特産品を楽しむことができます。
博多の街が一体となって盛り上がる大切な行事であり、地元の人々にとっては春の訪れを祝う重要な文化的イベントです。
浜松まつり
浜松まつりは、静岡県浜松市で毎年5月3日から5月5日までの3日間開催される、日本の伝統的な祭りの一つです。
430年以上の歴史を持ち、子どもの健やかな成長を願う「こどもの日」にちなんで行われます。
特に有名なのは、大きな凧合戦と豪華な屋台(だし)行列で、地元はもちろん、国内外から多くの観光客が訪れます。
凧合戦
浜松まつりのハイライトは、遠州灘の広大な河川敷で繰り広げられる壮大な凧合戦。
この凧合戦は、子どもの健康と成長、さらには豊作を祈願する伝統的な行事であり、各町内から持ち寄られた大凧が空に揚げられます。
凧は、一辺が数メートルにも及ぶ巨大なもので、それぞれに独特の絵が描かれ、凧糸には勝利を願う願い事が記されています。
凧同士が空中でぶつかり合い、相手の糸を切ることができれば勝利となる、迫力満点のイベントです。
屋台行列
もう一つの見どころは、豪華な装飾が施された屋台が市内を練り歩く屋台行列。
これらの屋台は、江戸時代から続く伝統的な構造を有しており、夜になると提灯で飾られ幻想的な雰囲気を醸し出します。
屋台行列では、地元の住民が演奏や舞を披露し、祭りを盛り上げます。
青柏祭
青柏祭(せいはくさい)は、石川県七尾市で毎年5月3日から5月5日にかけて開催される伝統的な祭りです。
青柏祭の名前は、「青葉」を意味する古語「青柏」に由来し、新緑の季節に行われる祭りであることを示しています。
青柏祭の最大の特徴は、勇壮な山車(だし)行列です。各町内から出される山車は、精巧な彫刻や豪華な装飾が施され、それぞれに独自の歴史と伝統があります。
三社祭
三社祭は、毎年5月の第3土曜日を含む3日間、東京・浅草神社の氏子四十四ヶ町を中心に行われる伝統的な祭りです。
約180万人が訪れるこの祭りは、江戸時代から続く勇壮で華やかな神輿渡御が特徴で、東京の初夏を彩る重要な風物詩です。
初日には大行列として、浅草の伝統芸能が披露され、二日目は例大祭式典後に町内神輿がお祓いを受け渡御します。
最終日は、宮神輿三基の渡御と宮入りで祭りは締めくくられます。この期間、浅草は祭りで一色になり、地域文化の魅力が際立ちます。
日光東照宮春季例大祭
毎年5月、徳川家の当主をはじめとする高名な参列者のもとで執り行われる伝統的な祭礼があります。
この中で特筆すべきは、馬を駆って走りながら矢を射る「流鏑馬神事」、そして三神を神輿に乗せて日光二荒山神社へと運ぶ「宵成祭」が挙げられます。
この祭りのハイライトは、家康公が久能山から日光に改葬された際の様子を、1,200人を超える装束を身にまとった武者たちが再現する「百物揃千人武者行列」で、見る者を圧倒する華やかな武者絵巻となっています。
鶴岡天神祭
山形県鶴岡市の鶴岡天満宮では、学問の神様である菅原道真公を祀る例祭が毎年5月25日に執り行われます。
「化けものまつり」とも呼ばれ、約2500人が参加する壮大なパレードが鶴岡公園を目指して進行します。
参加者は、菅原道真公を模した雅やかな時代衣装の行列や、色鮮やかな手踊り、そして子供たちによる愛らしいお神輿など、多彩な装いで街を彩ります。
この祭りのユニークな特徴は、沿道に現れる「化けもの」たちです。
顔を編み笠と手拭いで隠した彼らは、ゆらりと姿を現し、見物人に無言で酒を振る舞います。
菅原道真公が九州へ流される際、権力者を恐れずに京都の人々が女性に扮して密かに酒を酌み交わし、別れを惜しんだ伝説に基づいています。
このユーモラスで心温まる行事は、参加者と見物人の間に親密な雰囲気を生み出します。
興味があれば、誰でも「化けもの」になることができます。事前に申し込む必要がありますが、衣装は無料で提供されます。
さらに、3年間誰にも知られずにこの姿で鶴岡天満宮を訪れ続けることができれば、願い事が叶うとも言われています。