記事内に広告を含む場合があります。

白根大凧合戦の絵柄の種類 東軍西軍の組ごとに調査

イベント情報

白根大凧合戦は、大凧と巻凧の2種類があり、どちらも数メートルという巨大な凧が飛び交う勇壮なお祭りです。

絵柄は東西各組ごとに13枚あり、各組のキャラクターとして大事にされてきました。近年は、それぞれの凧を擬人化したアニメ調のキャラクターも生まれ、大切にされています。

記事のポイント
  • 白根大凧合戦の絵柄の種類
  • 白根大凧合戦の絵柄から生まれた凧っこ13人衆
スポンサーリンク

白根大凧合戦の絵柄の種類

合戦に登場する凧には、「大凧」と「巻凧」という二つの形があります。前者は縦7メートル、横5メートルという、畳24畳に相当する巨大なサイズを誇ります。

後者である巻凧は、六角形をしており、縦2.8メートル、横2.2メートルの寸法を持っています。

大凧

巻凧

白根大凧合戦 大きさ

白根で行われる凧合戦において、空高く舞う大凧は畳24畳分の広さを持ち、重さは約50kgになります。さらに、1980年3月には、縦19.07メートル、横14.1メートル、重さ350kgの世界記録に挑戦する大凧が13分間にわたって飛び続ける偉業を成し遂げました。白根の大凧は、その巨大さで知られ、各組が異なるサイズや骨組みの数を持つことで有名です。

スポンサーリンク

 

白根大凧合戦の絵柄 各組ごとの大凧

西軍 中蝶組

中蝶は、 村の中央という意味。

出典

謙信組 上杉謙信

出典

日吉丸組 豊臣秀吉の幼名。

出典

達摩組 達摩組による大凧は、東軍の凧目掛けての急降下を特徴としています。

出典

弁慶組 町内は白根(東)に位置しているものの、揚げているのは味方である西側の凧組です。

出典

北若組 唯一の文字凧

出典

一心太助組

平成の時代に入り、各大凧組の支援を受けて新たに結成された凧組があります。その中の凧っこ「太助」は、江戸時代の魚屋であり、頼りがいのある苦労人として知られています。若い年齢であるため、多くの人々に愛されています。

出典

西軍 大高組 凧絵に描かれている大高源吾は、赤穂浪士の一員です。彼は討ち入りの際、先頭に立ち、木槌を使って門を力強く破壊したことで知られています。

出典

本新蝶組

は、過去に明智光秀を描いた絵柄の凧を扱っていたことがある凧組です。。

出典

鯛町組 魚町が鯛町の凧を揚げていますが、かつてこの町内には魚屋が多く軒を連ねていました。

出典

役者組 凧絵のモデルとして歌舞伎役者が演じる石川五右衛門が選ばれており、この凧組は古くから存在し、その歴史と伝統において1・2位を争うほどの老舗組です。

出典

五郎組 昔、白根でお店ヤマキチ様が揚げていた大凧です。

出典

桜蝶組 江戸時代から続く老舗の凧組で、かつては芸者が行き交い、高級料亭街として知られる桜町の凧を揚げていました。

出典

※大凧写真は新潟市南区ホームポページより引用しています

スポンサーリンク
スポンサーリンク

 

白根大凧合戦の絵柄から生まれた凧っこ13人衆

出典

大凧の絵柄や歴史は、それぞれに独自の特徴を持ち、これが大きな魅力の一つです。この個性豊かな13組の大凧を、キャラクター化した「凧っこ13人衆」を通して紹介します。このキャラクターは、平成29年に南区で開催された「南区お土産アイデアコンテスト」で白根大凧合戦の凧組を人間化し、優秀賞を受賞した作品です。作者は南区出身の本間日菜さんです。

合戦に使用される凧には、「大凧」と「巻凧」の2種類があります。「大凧」は縦7メートル、横5メートルのサイズで、畳24畳もの広さがあります。一方、六角形をした「巻凧」は、縦2.8メートル、横2.2メートルのサイズがあります。

スポンサーリンク

 

白根大だこ合戦はどんな祭り?

このユニークな祭りは、約300枚の畳24畳分の大きさを持つ大凧が空中で激しく戦う、見た目にも迫力のある奇祭です。起源は江戸時代の地域間の小さなトラブルにあります。ある時、白根側の人々が川の堤防改修工事の完成を祝って凧を揚げましたが、それが対岸の西白根側に落下し、農地を荒らしてしまったのです。これに腹を立てた西白根側の人々が、報復として白根側に向けて凧を飛ばし始めたことから、この祭りが始まったと言われています。

白根大凧合戦場所と時間

新潟市南区白根地域で300年にわたり継承されている白根大凧合戦は、毎年6月1日から5日までの5日間、開催されています。この期間、開催時間は13時から18時までで、最終日は13時から17時30分までです。

また、毎年6月の第1土曜日から月曜日までの3日間、中之島大橋の下流に位置する刈谷田川の堤防上で、中之島地区と対岸の見附市今町地区の間で伝統的な大凧合戦が行われます。この行事では、勇壮な掛け声と共に、畳約8枚分の大きさを持つ大凧が空に舞い上がります。この伝統は、信州からの旅人が凧揚げを行ったことが始まりとされています。

2023年の白根大凧合戦の結果は、5日間の開催の中で以下のような成績が出ました。「大凧優勝」と「大凧技能一位」には桜蝶組が輝き、「巻凧優勝」と「巻凧技能一位」には一心会と七生会がそれぞれ名を連ねました。

https://www.shironekankou.jp/mkanko/wp-content/uploads/2023/06/23sennseki.pdf

ルール

白根大凧合戦では、制限時間内に綱が切れない場合、その戦いは引分けとみなされ、参加する両組に0.5勝ずつ加算されます。凧が引き合う前に離れてしまう「ナキワカレ」という状況では、その勝負は無効とされます。紹介された勝敗の決め方は基本的なルールですが、実際の合戦では複数の組が同時に戦うこともあり、そのような場合には勝敗の計算方法が変わることがあります。

優勝に関しては、期間中に最も多く勝利を収めた組が上位にランクされます。勝利数が同じ場合は、勝利した際の綱の長さの合計が長い組が上位となります。

技能部門では、勝敗にかかわらず、期間中に戦った回数(戦数)が多い組が高い順位に位置付けられます。戦数が同じ場合、それらの組は同順位とされます。

大凧合戦の楽しみ方と勝負の決め方 | 新潟市南区観光協会
> 勝負の決め方 > 勝負の楽しみ方 勝負の決め方 制限時間内で綱が切れなかった場合は引分けで、両方の組が1戦0.5勝になります。また、引き合う前に凧が離れた場合を「ナキワカレ」といい勝負は認められません。

楽しみ方

白根大凧合戦は、川を挟んで行われる熱い戦いです。まず、白根側から凧が揚げられ、西白根側の堤防目掛けて低空での待ち伏せを開始します。その後、西白根側からの凧が高く舞い上がり、相手の凧網と交差し、水面へと真っ逆さまに落下します。凧と綱が川に落ちれば、川の流れを使って綱を強く絡め合う戦術が取られます。

戦いが本格化すると、堤防の下まで綱を引く行列が形成され、両者が綱を引き合い、相手の綱を切ることが勝利の鍵となります。この勝負は、1年間の努力と汗の結晶です。

合戦の終わりには表彰式が行われ、凧作りと揚げ方の技術、そしてチームワークが評価され、優勝旗が授与されます。戦いが終わった後は、凧の片付けが行われ、みんなで凧に感謝しながら丁寧に後始末をします。この一連の流れは、参加者同士の絆を深め、地域の伝統を次世代へと継承する大切な儀式です。

https://www.shironekankou.jp/kite_battle/fun/

白根大凧合戦の由来は?いつから行われているのかなど歴史について

凧合戦の起源は、江戸時代中期にさかのぼります。白根町の住民が、中ノ口川の堤防改修工事が完成したことを祝って、藩主から贈られた凧を空に揚げました。しかし、この凧が対岸の西白根に飛んでいき、そこにあった家々や農作物に被害を与えました。この出来事に腹を立てた西白根の人々は、報復として白根側に向けて凧を揚げ、凧で攻撃を加えました。この一件がきっかけとなり、凧合戦が始まったとされています。この伝統は、地域間の競争を象徴する祭りへと発展し、今日に至るまで続いています。

 

日本の三大凧合戦は?

新潟県には、北から順に白根大凧合戦(新潟市)、三条凧合戦(三条市)の「いかがっせん」と、今町・中之島大凧合戦(見附市、長岡市)という、三つの主要な凧合戦が存在します。これらは「越後の凧合戦習俗」として、新潟県の無形民俗文化財に認定されています。この伝統は、地域ごとに独自の歴史と文化を持ち、長い年月を通じて受け継がれてきました。それぞれの凧合戦は、地域の人々にとって大切な行事であり、共同体の結束を強める重要な役割を果たしています。

スポンサーリンク

 

まとめ  白根大凧合戦の絵柄の種類 東軍西軍の組ごとに調査

スポンサーリンク
error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました