茨城県水戸市がの梅の名所「偕楽園」は、その圧巻の梅の木でも知られています。
約3,000本もの梅木が、100品種以上にわたって園内に咲き乱れ、来るたびに様々な梅の風情を愉しむことができるのが特長です。
梅の開花は、「早咲き」が1月中旬から2月中旬、「中咲き」が2月上旬から3月中旬、「遅咲き」が3月上旬から4月上旬にかけてと、時期を選ばずに長く楽しめます。
中でも「水戸の六名木」と呼ばれる6品種は、偕楽園の梅木の中でも際立つ美しさを誇ります。
これらは、六角形の柵によって囲まれ、来園者の目を引くよう配置されています。
・烈公梅:1月下旬~2月下旬の開花期間
・白難波:1月下旬~2月下旬の開花期間
・月影:2月中旬~3月上旬の開花期間
・江南所無:3月上旬~4月上旬の開花期間
・柳川枝垂:2月上旬~3月上旬の開花期間
・虎の尾:2月上旬~3月上旬の開花期間
水戸の象徴とも言える偕楽園では、花の形、香り、色彩を巡る散策が、日々の喧騒を忘れさせる癒しの時を提供してくれます。2
024年には第128回目を迎える「水戸の梅まつり」が、偕楽園及び弘道館で2月の中旬から催される予定です。前年の2023年は、2月11日から3月19日にかけて行われました。
偕楽園へは、電車もしくは車でアクセス可能ですが、交通手段に迷われる際は電車がおすすめですよ。
水戸の梅まつり2024の駐車場情報
梅の祭典が行われる際、偕楽園の近隣には、訪問者の便宜を図って、2,000台を超える車両が停められる20箇所以上の駐車スペースが開設されます。これらの駐車場は無料と有料に分けられており、いずれも利用者のニーズに応じて選択が可能です。
有料の駐車オプションとして、以下の施設が挙げられます。これらは全て普通車基準で、一日の利用料金が500円となっています。
■偕楽園下駐車場:168台分のスペース 上の赤のマーカー
■千波湖西駐車場:100台分のスペース 黄色のマーカー
■偕楽園・桜山第1駐車場:271台分のスペース 青のマーカー
■偕楽園・桜山第2駐車場:156台分のスペース
■偕楽園・桜山第3駐車場:70台分のスペース
一方、無料で利用可能な駐車場もあり、以下のような選択肢があります。
■桜川駐車場:301台分のスペース 紫のマーカー
■千波湖中央北駐車場:100台分のスペース 緑のマーカー
お車で偕楽園へお越しの際は、これらの駐車場情報を参考に、ご自身のプランに合わせて駐車場を選んでいただければと思います。
水戸の梅まつりへのアクセス
水戸の梅まつりへ訪れる際に電車を推奨する理由は複数ありますが、主要な三つを説明します。
偕楽園までのアクセスには電車とバスがいきやすい
偕楽園は電車やバスで行きやすい場所に位置しています。
最寄りの「水戸駅」は、JR常磐線(上野東京ライン)や鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が通っていて、東京方面からのアクセスも非常に良好です。
品川や上野からは約2時間10分から2時間30分で到着し、特急列車なら東京駅から約1時間30分で水戸駅へと到達します。
早朝から夜遅くまで毎時2本の特急列車が運行されており、水戸駅からは偕楽園へ向かうバスも頻繁に出ており、北口の4番乗り場から茨城交通のバス、6番乗り場からは関東鉄道のバスを利用すると、約20分で偕楽園の近くにある停留所で降りてからは徒歩5分です。
臨時駅「偕楽園駅」の開設
次に、梅まつりの期間中は土曜・日曜・祝日限定で、9:10から15:30までの間、JR常磐線の臨時駅「偕楽園駅」が開設されます。
ここは下り列車限定ですが、偕楽園までわずか徒歩約3分という大変便利なロケーションにあります。
ただし、注意が必要なのは平日や設定時間外は上り列車がこの駅を通過してしまうため、その点は留意が必要です。
渋滞を避けられる
最後に、偕楽園の周辺道路は訪問者の車で混雑する可能性が高く、多数の駐車スペースが準備されているものの、満車となりがちです。
さらに、駐車場探しで余計な時間を費やし、遠回りすることもしばしばです。
梅まつりの期間中は、通常無料である駐車場も有料に切り替わることが多く、無料で駐車できる場所は特に混雑が予想されます。
これに対し、電車であれば駐車の心配がなく、より快適に訪れることが可能です。
注意点:混雑と行き先について
鉄道を使って水戸の梅まつりを訪れる際は、いくつかの点にご注意してください。
水戸駅まで行くのに、駐車場の混雑や料金、偕楽園までの道のりを気にせずに済むのが鉄道の利点ですが、鉄道も空いているわけではありません。常磐線は東京都内から福島県方面へと走る茨城県内の要路線であり、混雑が予想されます。
梅まつりを心行くまで満喫するための一つのポイントとして、JR常磐線の行先表示の確認が重要です。
たとえば品川駅や東京駅から出発する際には特にですが、行先をしっかりと確認してください。
「成田行」と表示された電車は水戸駅まで直接向かいません。
そんな電車に乗車してしまった場合、我孫子駅で下車し、「勝田行」などの適切な電車への乗り換えが必要になります。
ほかにも「取手行」「土浦行」といった行先がありますが、これらも水戸駅には停まりません。
水戸駅に停車する電車は、「水戸行」「勝田行」「高萩行」のみですので、間違えないようにしましょう。
どうしても車で行きたい場合
渋滞や混雑で駐車場が見つからない、または見つかってもすでに満車で停められないという状況は避けたいものです。
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水戸の梅まつりの混雑をさけるのに適した時間は?
訪れる人々が多い梅祭りの時に、偕楽園へは公共の乗り物や園内の人々の波を予想しておくことが賢明です。混雑を避け、静かに梅の花を楽しむなら、明け方に足を運ぶことをお勧めします。
特に、偕楽園は朝6時からの早い時間帯に開園しているため、朝の涼しい時間に訪れれば、人出もまばらで、梅の花を心ゆくまで楽しむことができます。ただし、早朝は周辺の商店が開いていないことが多いので、その点には留意する必要があります。
梅祭りでの混雑は、園内よりも周辺の道路や駐車場に時間がかかることが多いです。ピークタイムを避けて訪れれば、スムーズに入園できるでしょう。朝早く園内に足を運べば、「水戸の梅大使」と称される方々との写真撮影も待たずに可能です。また、好文亭も午前中は比較的すいている時間帯でしょう。
早朝は屋台も開店準備中で、9時30分頃には活気づいてきます。そのため、早めに来園することで、屋台での朝食を楽しむという新鮓な経験ができるかもしれません。梅の見ごろの週末は特に混雑するため、午前9時までに来園することで混雑を避けやすくなります。車での訪問を考えている場合は、駐車場が満車になる前に早めの行動をおすすめします。
偕楽園 水戸の梅まつりのライトアップについて
大工町梅ナイト提灯ライトアップは、2月21日(水)から3月17日(日)までの間、「水戸の梅まつり」期間中に大工町や周辺繁華街で行われます。この特別なライトアップでは、梅の花や大工町の名前に由来する様々な提灯が使われ、街を美しく彩ります。
まとめ 偕楽園 水戸の梅まつり2024の駐車場は?混雑情報やアクセスについても
偕楽園で行われる水戸の梅まつり2024は、白やピンクの梅の花々で一面を飾り立て、初春の息吹を感じさせます。
美しさに満ちたこの光景を心置きなく満喫するためには、疲れや時間を過度に消耗することなく園地にたどり着くことが大切ですよね。
確かに、梅まつりの時期には混雑が予想されますが、それに負けないように計画を練り、早めの行動を心掛ければ、快適に偕楽園での時間を楽しめるでしょう。
ですから、アクセス方法や駐車場情報は予めチェックしておくことをお勧めします。
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