令和6年2024年1月1日に発生した能登地震で、七尾市がかなり大きな被害をつけています。
そのため、今年の青柏祭が開催できるかどうか現状ではわかりません。
以下は、2023年の状況を元に、2024年の祭の状況を予測した記事です。通常通りの開催ができることを祈っております。
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石川県七尾市で毎年春に行われる、青柏祭2024。
例年5月3日から5月5日までのゴールデンウィークに開催されます。地元の文化や歴史が感じられるとても素敵な行事です。
今回の記事では、青柏祭についてのいろいろな情報をご紹介します。
日程やスケジュール、交通規制や駐車場の情報、屋台のこと、そして祭りへのアクセス方法など、祭りを楽しむために知っておくと便利なことをまとめました。
祭りに行く予定の方々にとって、この記事が計画を立てる時の参考になり、祭りを思い切り楽しむためのガイドになればと思います。
青柏祭の日程とスケジュール
青柏祭日程とスケジュール
青柏祭は、例年通りならば2024年の5月3日(水曜日・祝日)から5月5日(金曜日・祝日)にかけて、石川県七尾市で開催されます。(※1月現在能登地震の影響で開催できるかどうか、公式の発表は行われていません)
この祭りの主な会場は、市街地中心部と大地主神社(石川県七尾市山王町1-13)です。
この期間中には、高さ12メートル、重さ20トンもある大きな「でか山」という山車が町中を練り歩くんですよ。これらの山車は、8メートルの長い棒を使って方向を変える「辻回し」という技が特徴的で、とても迫力があります。
また、5月2日には「人形見」という習わしがあり、でか山に飾られる人形が各地区のお祭りのあった家に飾られます。
魚町のでか山の人形見#青柏祭 pic.twitter.com/zCEOfYwT0E
— マーツ💙💛 (@hikiyamania) May 2, 2019
青柏祭は、2016年にユネスコの無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」の33の祭りの一つで、歴史的にもとても価値が高い祭となっています。
青柏祭スケジュール
オリジナルでか山パフェづくり
開催日:2023年5月4日(木曜日)から5日(金曜日)
時間:午前11時から午後3時まで
参加費:パフェ一つにつき500円
場所:パトリア1Fの里山里海キッチン
自分だけのオリジナルでか山パフェを作成するチャンスです。美しい仕上がりが期待できますよ。
トッピングは自由に選べます。事前予約が必要です
木遣り衆になりきろう
木遣り台に乗って、木遣りの体験することができます。
開催日:5月1日(月曜日)から3日(水曜日)の間
時間:午前10時30分から11時30分、午後3時から4時まで
場所:和倉温泉お祭り会館
入館料は大人800円、小中学生400円。
でか山探検
でか山の内部を探索しながら、その構造について学ぶことができます。
開催:2023年5月1日(月曜日)から3日(水曜日)まで。
時間:午前10時30分から11時30分、午後3時から4時まで
入館料は大人800円、小中学生は400円
場所:和倉温泉お祭り会館
こども山
でか山の4分の1サイズの「こども山」を体験することができます。
開催日:2023年5月5日(金曜日)
時間:午前10時から11時まで
場所はパトリア、ミナクル(七尾駅前周辺)
花嫁のれん展
七尾市一本杉通りでは、約450メートルにわたる通り沿いの商家や民家に、百数十枚の「花嫁のれん」が展示されます。
開催日:2023年4月29日(土曜日)から5月14日(日曜日)まで
時間:午前9時から午後5時まで
見学は無料
「木遣り衆になりきろう」「でか山探検」「こども山」のイベントや「オリジナルでか山パフェ作りイベント」は、5月1日から5月3日にかけて和倉温泉お祭り会館で開催されます。
参加料は大人800円、小中学生400円となっていて、特に「でか山探検」は、でか山の中を探検しながら学べるので、大人から子供まで楽しめる内容になっています。
青柏祭は、伝統的な祭りの魅力と現代的なイベントが融合している素晴らしいお祭りです。
訪れる人々は、古い風習と新しい体験の両方を楽しむことができるでしょう。祭りに行く方々には、とても楽しい経験になりそうですね。
青柏祭の開催場所
青柏祭2023年の開催地である石川県七尾市には、いくつか重要なスポットがありますね。
メインの会場は大地主神社(山王神社)ですが、市街地の中心部の様々な場所でも祭りの活動が行われます。
大地主神社(山王神社)
この神社は、祭りの中心であり、神事や儀式が行われる精神的な核となる場所です。
市街地中心部
鍛冶町三叉路、御禊川、仙対橋、魚町見附などは祭りの主要なスポットです。
これらの地域では「でか山」が練り歩き、祭りの雰囲気を一番感じられる場所の一つです。
パトリア・ミナクル
七尾駅周辺にある商業施設で、祭りの期間中は色々なイベントや活動が行われます。
能登食彩市場
5月5日の11時過ぎには、3台の「でか山」が一堂に会する注目の場所です。
大地主神社(山王神社)周辺
5月4日の正午過ぎにも「でか山」が集まり、多くの人が訪れる場所です。
これらの場所は、青柏祭の代表的なスポットなので、祭りを存分に楽しむためには、これらの地点を訪れて様々なイベントや山車の曳行を体験するのがおすすめです。
青柏祭の開催場所を巡ることで、祭りの本質と地元の魅力をより深く理解できるはずです。
青柏祭の見どころ
青柏祭の見どころをお伝えします。
でか山の曳行
この祭りの最大の特徴は、「でか山」と呼ばれる高さ12メートル、重さ20トンもの巨大な山車です。
各町から出るこれらの山車は、祭りのメインアトラクションといえます。
山車の細かい造形や装飾、そしてそれを支える地域コミュニティの情熱は、本当に見応えがあります。
辻回し
辻回しは、狭い角で大きな山車を方向転換させる技術的な見せ場です。長さ8メートルの大梃子を使って、山車の前車輪を持ち上げて行うこの技術は、見物客にとって圧巻の瞬間を提供します。
三基集合
3台の「でか山」が一堂に会するシーンも祭りの重要な見どころです。5月4日の正午過ぎに大地主神社(山王神社)で、そして5月5日に能登食彩市場で3台が集まります。これらの場所では、山車が一斉に集まる壮観な光景を楽しめます。
曳き納め
祭りのクライマックスである「曳き納め」は、山車を目的地に納める時です。
この時、厳かな雰囲気の中で伝統的な「七尾まだら」が演じられます。
観客の参加
青柏祭では、観客も山車に参加することができます。
軍手を持って大繩を引っ張る体験は、祭りの一部になるユニークな機会です。
祭りの一員として直接参加し、伝統的な祭りの雰囲気をより身近に感じることができますね。
以上、見どころをお伝えしました。
青柏祭の見どころは、ただの観光イベントではなく、地域の文化や伝統を継承し、地域コミュニティを結びつける重要な役割を果たしているところですね。
でか山の曳行、辻回しの技術、三基集合の壮大な光景、曳き納めのクライマックス、そして観客の参加は、青柏祭を訪れるすべての人に忘れがたい体験になると思います。
青柏祭の屋台情報
青柏祭では、いろいろな屋台が七尾駅周辺やメイン会場で出店されます。
以下は2023年の青柏祭の様子です。
ベビーカステラの屋台
とても人気のあるベビーカステラの屋台があります。
特に「倉田商店」のベビーカステラは行列ができるほどの人気を誇っていて、祭りでのおいしいスナックとして親しまれています。
青柏祭特有のグルメ「長まし」
屋台グルメとは少し違いますが、青柏祭には「長まし」という餅菓子があります。
これは七尾国畠山氏の時代から伝わる、この時期限定の伝統的なお菓子で、地元の味を楽しむことができます。
その他の屋台
焼き鳥、お好み焼き、から揚げなどの定番の屋台メニューもたくさん出店されています。これらの食べ物は、祭りでの定番として訪れる人々に楽しまれています。
地元産の新鮮な海の幸を使った料理や特産品を使ったスナックなど、地元独特のグルメも楽しむことができます。
飲み物屋台では、ビールやチューハイ、様々なソフトドリンクを提供しています。これらの飲み物は、食べ歩きの休憩時に選ぶのにぴったりです。
遊べる屋台
くじ引きやラッキーボールなど、家族で楽しめるアトラクションを提供する屋台もあります。
特に「倉田商店」のベビーカステラや時期限定の「長まし」は、青柏祭を訪れた際にぜひ味わってみてほしいです。
青柏祭の交通規制
例年、青柏祭においては、七尾市内で多くの交通規制が実施されました。
この交通規制は、祭り期間中、特に「でか山」が通過するルートや主要な集会場所の周辺での安全確保と、観光客の快適な体験を目的としています。
「でか山」が通行する主要ルートでは特に交通規制が敷かれます。これらの山車は高さ約12メートル、重さ約20トンにも及び、狭い街中を通るため、一本杉通りや鍛冶町、魚町などで交通規制が行われます。
以下は、2023年の曳山運行図ですが、このあたりは車は通れません
七尾駅周辺の道路は特に混雑し、歩行者の安全のために歩行者天国になることもあります。
この期間中、七尾駅北交差点から食祭市場の石川県道132号線沿いでは、屋台や露店が車道両脇に出店され、交通規制されます。
これらのエリアでは、多くの観衆が集まり、車両の通行が一時的に制限される可能性が高いです。
祭りを訪れる際には、交通規制が移動計画に大きな影響を与えるため、事前の確認が必要です。
車で訪れる方は、交通規制の詳細を事前に確認し、適切なルートや駐車場を選ぶことが大切です。また、公共交通機関を利用する方も、交通規制によるバスルートの変更や迂回に注意が必要です。
市の公式ウェブサイトなどから最新の交通規制情報を入手しておきましょう
青柏祭の駐車場
青柏祭の期間中、七尾市内では多くの観光客が訪れるため、駐車場の確保は確かに重要な課題ですね。
2023年の青柏祭では、臨時駐車場の設置とシャトルバスの運行が計画され、これにより訪問者は便利かつ効率的に祭り会場へアクセスすることができました。
主な臨時駐車場は以下の通りです:
- 公立能登総合病院駐車場(収容台数:380台)
- 矢田新第一埠頭荷積場(収容台数:200台)
- 七尾市袖ケ江駐車場・七尾市役所本庁前(収容台数:97台)
- 有地企業借用駐車場・湊町都市再開発用地(収容台数:240台)
- 石川県中能登総合事務所駐車場(収容台数:130台)
- 石川県能登中部保健福祉センター駐車場(収容台数:150台)
- 石川県漁業協同組合ななか支所(収容台数:66台)
- 七尾海陸運送(株)駐車場
- 七尾鹿島消防本部駐車場(大型車用収容台数:10台)
これらの臨時駐車場からは、祭りの期間中シャトルバスが運行される予定です。
これにより、郊外の駐車場からも祭り会場へのアクセスが容易になります。
最新の駐車場情報やシャトルバスの運行状況については、事前に七尾市のサイトの、臨時駐車場情報から確認できます。
事前に駐車場を予約しておく方法があります。
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青柏祭へのアクセス
青柏祭に参加するためのアクセス方法には、公共交通機関と車の二つの主な方法があります。2023年の青柏祭では、特に公共交通機関の利用が推奨されていました。以下に、それぞれのアクセス方法について詳しく説明します。
公共交通機関でのアクセス
- 最寄り駅はJR七尾駅です。
- 金沢からは特急「能登かがり火」を利用して約1時間です。
- 東京からは北陸新幹線「かがやき」で金沢に乗り換え、特急「能登かがり火」で約3時間30分です。
- 名古屋からは特急「しらさぎ」で金沢に乗り換え、特急「能登かがり火」で約4時間です。
- 大阪からは特急「サンダーバード」で金沢に乗り換え、特急「能登かがり火」で約3時間40分です。
車でのアクセス
- 金沢・輪島方面からは、のと里山海道「上棚矢駄IC」を利用します。
- 輪島方面からは、のと里山海道「徳田大津JCT」から田鶴浜バイパスへ進みます。
- 富山方面からは、能越自動車道「七尾城山IC」を利用します。
ただし、青柏祭開催期間中は周辺道路が混雑するため、早めの出発をお勧めします。
臨時駐車場とシャトルバスの利用
- 七尾市街地が混雑するため、郊外の臨時駐車場からシャトルバスを利用することが推奨されています。
- 公立能登総合病院駐車場や矢田新第一埠頭荷積場などが利用可能です。
青柏祭へのアクセスでは、公共交通機関の利用が特に推奨されているため、電車を中心とした移動方法を検討すると良いでしょう。
車でのアクセスを選択する場合も、交通規制や駐車場の混雑に注意し、計画を立てる際には余裕を持ったスケジュールを考えることが大切です。
まとめ 青柏祭2024の日程やスケジュール、みどころ 交通規制や駐車場も
青柏祭2023は、石川県七尾市で開催される、春を彩る伝統的な祭りですね。
5月3日から5月5日までの期間に、大きな山車「でか山」の曳行や多種多様な屋台、地元文化を体験できるイベントが開催されます。祭りを訪れる際は、日程やスケジュール、交通規制、駐車場情報、屋台の詳細を事前に把握し、計画を立てることが大切です。
アクセス方法としては、公共交通機関の利用が特に推奨されています。JR七尾駅が最寄り駅で、金沢、東京、名古屋、大阪からアクセスできます。
車でのアクセスを考える場合は、郊外の臨時駐車場を活用し、シャトルバスを使うことで混雑を避けることが可能です。
青柏祭では、伝統と現代が融合した体験を楽しむことができます。
地元の食文化を堪能しながら、歴史ある祭りの雰囲気に触れることができる貴重な機会です。
屋台での食事や、「でか山」の壮大な曳行、地域の文化や伝統に触れる活動は、訪れるすべての人にとって楽しい体験となるでしょう。
青柏祭の豊かな文化を体験することで、訪れる方々にとって忘れられない思い出になること間違いなしです。