ハロウィンは、もとは秋の収穫を祝って、悪い霊を追いはらうお祭りです(デジタル大辞泉 ハロウィーン)。
2026年のハロウィンは、10月31日の土曜日です。
「ハロウィンってなあに?」
「どうしておばけのかっこうをするの?」
子供にこう聞かれて、困ったことはありませんか。
なんとなく知っていても、いざ説明するとなると難しいですよね。
じつは、ハロウィンのかぼちゃは、もとはカブでした。
「トリック・オア・トリート」にも、ちゃんと由来があります。
この記事では、ハロウィンの意味と由来を、子供にも話せるやさしい言葉でまとめました。
寝る前の5分で、さっと読んでおいてください。
この記事のポイントは以下の4点です。
- ハロウィンは古代ケルトの「サウィン」というお祭りがもとになったと言われる
- 仮装は、おばけに人間だと気づかれないようにするためだったと言われる
- ジャック・オー・ランタンは、もとはカブで作っていた
- 日本では1983年の原宿のハロウィンパレードが始まりとされる
ハロウィンの意味と由来を子供向けにわかりやすく
- ハロウィンはいつ?2026年は10月31日の土曜日
- ハロウィンの由来は古代ケルトのお祭り「サウィン」
- ハロウィンの名前の由来は「すべての聖人の日」の前の夜
- ハロウィンで仮装する理由は、おばけの仲間のふり
- ハロウィンの「トリック・オア・トリート」の意味と由来
- ハロウィンのジャック・オー・ランタンの由来、はじめはカブだった
- ハロウィンの由来、日本ではいつから?
ハロウィンはいつ?2026年は10月31日の土曜日

ハロウィンは、毎年10月31日です(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
2026年の10月31日は、土曜日です。
お休みの家も多いので、家族でゆっくり楽しめそうですね。
ハロウィンは、キリスト教の「諸聖人の日(11月1日)」の前の夜のお祭りです(デジタル大辞泉 ハロウィーン)。
アメリカでは、かぼちゃのちょうちんを飾り、仮装した子供たちが近所の家からお菓子をもらいます(デジタル大辞泉 ハロウィーン)。
ハロウィンの由来は古代ケルトのお祭り「サウィン」

ハロウィンのもとになったのは、古代アイルランドのケルト人のお祭り「サウィン」だと言われています(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
ケルト人は、今の11月1日ごろに新しい年が始まると考えていました。
冬の始まりの日でもありました。
サウィンの前の夜は、この世とあの世の境目があいまいになると信じられていました。
亡くなった人の魂が、家に帰ってくると考えられていたんです(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
日本のお盆と、ちょっと似ていますね。
人々は丘の上でたき火をしました。悪い霊を追いはらうためでもあったかもしれない、と言われています(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
ハロウィンの名前の由来は「すべての聖人の日」の前の夜

「ハロウィン」という名前は、「オール・ハロウズ・イブ(All Hallows’ Eve)」から来ています(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
「すべての聖人の日の、前の夜」という意味です。
これが短くなって、「ハロウィン」になりました。
すべての聖人の日(諸聖人の日)は、キリスト教で聖人たちをしのぶ日です。
次の11月2日は、亡くなった人みんなのためにお祈りする日です(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
ハロウィンの夜に、お墓や窓にろうそくや明かりをともして、魂の道しるべにした地域もあったそうです(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
こうして亡くなった人を思い出す習わしが、おばけのイメージにつながっていきました。
8世紀に、ローマ教皇グレゴリウス3世が11月1日に移しました(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
もとからあったお祭りの日に、キリスト教のお祝いを重ねたのかもしれない、と言われています。
ハロウィンで仮装する理由は、おばけの仲間のふり

サウィンの夜は、おばけがあたりを歩き回ると信じられていました。
そこで人々は、お面をつけたり変装したりしました。
おばけに、人間だと気づかれないようにするためです(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
これが、今の仮装のもとになったと考えられています。
だから、魔女やおばけ、吸血鬼などのこわいかっこうが多いんですね。
今では、ヒーローや有名人の仮装もすっかりおなじみです(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
ハロウィンの「トリック・オア・トリート」の意味と由来

「トリック・オア・トリート」は、「お菓子をくれないと、いたずらするぞ」という意味です。
子供たちは仮装して家を回り、お菓子をもらいます(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
もとは、イギリスの「ソウルケーキ」の習わしから来たと言われています。
まずしい人が家を回って、食べ物をもらう習わしです。
スコットランドでは、子供やまずしい人たちが家を回って、亡くなった人のためにお祈りをしました。
そのお礼に、食べ物やお金をもらっていたそうです(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
それがだんだん、いたずらや歌に変わっていきました。
ハロウィンのジャック・オー・ランタンの由来、はじめはカブだった

かぼちゃをくりぬいて顔をほり、中に火をともしたものを、ジャック・オー・ランタンといいます。
もとは、かぼちゃではなくカブなどの野菜で作っていました(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
名前のもとは、アイルランドの「けちんぼジャック」というお話です。
ジャックは、悪魔を2回もだましました。
死んだあと、天国にも地獄にも入れてもらえませんでした。
しかたなく、もらった炭火をカブに入れて、暗い中をさまよい歩いたそうです。
それで「ランタンのジャック」、ジャック・オー・ランタンと呼ばれるようになりました(ブリタニカ百科事典 Halloween)。

19世紀の半ばから、アイルランドなどの人たちがたくさんアメリカへ移り住みました。
ハロウィンの習わしも一緒に伝わりました(ブリタニカ百科事典 Halloween)。
そして20世紀には、アメリカのおもな祝日のひとつになりました。
今では、かぼちゃのランタンがハロウィンの顔になっていますね。
ハロウィンの由来、日本ではいつから?

日本のハロウィンは、原宿が始まりと言われています。
おもちゃ屋さんのキデイランド原宿店が、1970年代からハロウィンのグッズを売るようになりました。
そして1983年10月、表参道でハロウィンパレードを開きました(キデイランドのプレスリリース)。
これが、日本で最初のハロウィンパレードとされています。
ただ、キデイランドは、それより前から開いていたかもしれないとも書いています(キデイランドのプレスリリース)。
1回目は、約100人が参加しました。
外国の人が多く、仮装の行列が歩行者天国の表参道を歩きました。
1986年には約400人の親子が参加し、テレビ局も取材に来たそうです(キデイランドのプレスリリース)。
東京ディズニーランドで初めてハロウィンのイベントが開かれたのは、1997年です。
このときは、10月31日の1日だけでした(東京ディズニーリゾート・ブログ)。
そこから少しずつ、秋のおなじみの行事になっていったんですね。
ハロウィンの由来を子供に簡単に伝えるコツ
- 子供にハロウィンの由来を簡単に説明するなら
- 保育園でハロウィンの由来を伝えるときは
- ハロウィンの由来を話すきっかけになる絵本
- ハロウィンを安全に楽しむために、子供のお菓子と仮装の注意
- ハロウィンの意味や由来のまとめ
子供にハロウィンの由来を簡単に説明するなら

小さな子供に、昔の話をそのまま伝えても、なかなかわかりません。
まずは、ひとことで答えてあげましょう。
「ハロウィンはね、外国で始まった、秋のお祭りだよ」
これだけで十分です。
興味をもったら、ひとつずつ話を足していきましょう。
「むかしは、畑でとれたものをお祝いするお祭りだったんだよ」
「どうして、おばけのかっこうをするの?」
「その夜は、おばけが出てくると思われていたんだって。だから、おばけの仲間のふりをして、見つからないようにしたんだよ」
「かぼちゃのおばけは、もとはカブだったんだよ」
この話は、子供もびっくりして聞いてくれますよ。
保育園でハロウィンの由来を伝えるときは

ハロウィンの行事をする保育園や幼稚園もあります。
子供たちには、お話より、手を動かすほうが伝わりやすいです。
たとえば、益子町の七井保育園では、水風船に絵の具の水を入れました。
それを割って模様をつけ、おばけを作りました。
最初はなかなか割れなかったけれど、くり返すうちに割れるようになったそうです(七井保育園のXの投稿)。
「おばけの仲間に変身するお祭りなんだよ」と話してから作ると、由来も一緒に覚えられますね。
ハロウィンの由来を話すきっかけになる絵本

文字で説明するより、絵本のほうが子供には伝わりやすいこともあります。
大阪府の広報は、ハロウィンの日に絵本『ハロウィーンの星めぐり』をすすめていました。
家を飾り、仮装して、トリック・オア・トリートに出かける子供たちのお話です(もずやん@大阪府広報担当副知事のXの投稿)。
読み聞かせのあとに、「むかしはカブだったんだって」と話してあげるのもいいですね。
ハロウィンを安全に楽しむために、子供のお菓子と仮装の注意

ハロウィンは楽しい日ですが、気をつけたいこともあります。
消費者庁には、ハロウィンでも使われるシールやお菓子の事故の知らせが届いています(消費者庁 ハロウィンを安全に楽しむために)。
あめは、座ってゆっくり食べる
あめをなめながら動き回って、のどにつまった4歳の子の例があります。
びっくりしたり泣いたりして急に息を吸ったときも、のどにつまることがあります。
にぎやかな日でも、落ち着いて食べるようにしましょう。
小分けや手作りのお菓子は、中身を確かめる
食物アレルギーのある子は、包みの表示を見ましょう。
わからないときは、材料を聞くか、食べるのをやめておきます。
シールやタトゥーシールに気をつける
壁からはがしたシールを0歳8か月の子が飲みこんだ例や、2歳の子が両耳に入れた例があります。
タトゥーシールは、先に腕の内側などで試しましょう(消費者庁 ハロウィンを安全に楽しむために)。
ハロウィンの意味や由来のまとめ

「ハロウィンの意味と由来を子供向けにわかりやすく」をおさらいしましょう。
ハロウィンはいつ?2026年は10月31日の土曜日です。
ハロウィンの由来は古代ケルトのお祭り「サウィン」。魂が帰ってくると信じられた夜でした。
ハロウィンの名前の由来は「すべての聖人の日」の前の夜。オール・ハロウズ・イブが短くなりました。
ハロウィンで仮装する理由は、おばけの仲間のふり。人間だと気づかれないためでした。
ハロウィンの「トリック・オア・トリート」の意味と由来。「お菓子をくれないといたずらするぞ」で、もとは家を回って食べ物をもらう習わしです。
ハロウィンのジャック・オー・ランタンの由来、はじめはカブだった。けちんぼジャックのお話から生まれました。
ハロウィンの由来、日本ではいつから?1983年の原宿のパレードが始まりとされています。
「ハロウィンの由来を子供に簡単に伝えるコツ」も、おさらいです。
子供にハロウィンの由来を簡単に説明するなら、「外国で始まった秋のお祭りだよ」のひとことから。
保育園でハロウィンの由来を伝えるときは、おばけ作りなど手を動かす遊びと一緒に。
ハロウィンの由来を話すきっかけになる絵本は、読み聞かせのあとのお話のきっかけになります。
ハロウィンを安全に楽しむために、子供のお菓子と仮装の注意。あめは座って食べ、アレルギーの表示も確かめましょう。
今年のハロウィンは、由来の話もしながら、親子で楽しんでくださいね。
ハロウィンのおでかけ情報
- ディズニーハロウィンはいつまで?
ディズニーハロウィンはいつまで?
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのハロウィンは、2026年は10月31日(土)までです。
キャラクターの全身仮装ができる期間や、パレードの時間、グッズとお菓子はディズニーハロウィンの記事にまとめています。

