忘年会の出し物をしたくない!そんな人は多いんじゃないでしょうか?
書いている私も,毎年悶々と思い続けています。
忘年会の出し物といえば、ダンスや一発芸など、ちょっと恥ずかしくてやりたくないことばかり。そんなに面白いことはできないし,すべったらどうしようと思うばかりで、そもそもなんでそんなものがあるのかと思ってます。
一体全体、みんな本当に忘年会を開催するべきだと思っているのでしょうか・・・?もうやらなくてもいいんじゃない?と思っている人もたくさんいるのではないでしょうか?
しかし、上司の中には、自分も若かった頃には出し物をやったから、今の若者にやらせるのは当然と思っている面倒くさい人もいますよね。
余興は、忘年会スルーの理由の一つ
忘年会スルーという言葉が生まれたように、忘年会に出たくない人はどんどん増えていますが、その大きな理由は?と問われたら「余興」と答える人、多いんじゃないでしょうか?
忘年会で余興をしないといけないから忘年会に出たくないというのは結構深刻な問題ですよね。幹事さんはしっかりと心にしておくことだと思いますよ。
特に、多くの企業では、新入社員が余興係を務めることが当たり前とおもわれているのではないでしょうか。
本来の業務に加えて、余興の準備という追加の責任を負わせるということですよね。
新入社員は仕事自体でベテランよりも多くの緊張や心労に直面しているので、むしろベテランのほうが余興で新入社員を労ってあげないといけないのではないでしょうか?感謝を込めて。
しかし、世の中逆で、新入社員の仕事の一つであるかのように扱われることは多いものです。
仕事の一部であるという考えがあるから、余興を断ることが難しいですよね。
この「強制感」が余興をしたくない!という気持ちを産んでいますよね。
そもそもなぜ余興なんてやるのか?
そんな「万人」に疎われる(若手社員の万人)余興ですが、いったいなぜやるのでしょうか。
余興って、本来宴会をもっと楽しくするための出し物なんです。なので、忘年会では、みんなを楽しませるということが幹事を任された人にとっての大事な仕事になるんですよね。
だから、幹事としては、どこかでみんなで「わーっ!」と盛り上げる場を作らないといけません。
幹事がそれを準備するなら、一応お役目ということで納得ずくでやるんですが、幹事が若手に「なんかやってくれ」と丸投げすることがあるんですよね。
それが困ります。
なんでそんなにやらなきゃいけないんだよ!ってなりますよね。
さらに、その余興で評価されるんじゃないかなんて心配もあります。実施、新入社員がどんな風に仕事に取り組むかを見る機会にしているといいう上司もいますからね。
上司は、チームワークができるか、会社にどれだけ貢献しているか、接待に向いているかなどをチェックするわけですが、そんなもの忘年会の余興なんかでやられちゃ、たまったもんじゃありませんよね。
これが新入社員にとっては、大きなプレッシャーにつながるわけです。
忘年会の出し物を断ることは可能ですか?
忘年会の出し物といえば、ダンスや一発芸など、ちょっと恥ずかしくてやりたくないこともあるでしょう。私みたいに絶対に出し物をやりたくない!!という人は、忘年会の出し物を断ってもいいのでしょうか…。
確かに、本当にやりたくなければ断ることは問題ないですが、同僚の目が気になるなら、断らずに、別の方法を探したほうがいいかもしれませんね。
でも、最近は、出世にあまり興味がない若い人も増えています。余興で自分をアピールしたり、人脈を広げることにそんなに重きを置かない人もいるんです。
そういう人は、仕事はきちんとこなすけど、働くことに対して特別な情熱を持たないため、わざわざ自分を前に出すことはしないんですね。
だから、そういう人はさっさと断っていいと思います。
出し物に代わる別のアイデアを提案
最近は「必ず出し物をしなければならない」という雰囲気も薄れてきている感じもします。なので、出し物をやめて、別のアクティビティを提案してみるのも良いのではないでしょうか?
例えば、うちでは,出し物よりもよりもちょっとしたゲームをやりますが,それを提案してみるのもいいんじゃないでしょうか?
滑らないかと心配しながら必死に練習し、面白くなくても手を叩いて追従笑いをするよりもはるかにラクです。
無理にやらせるとパワハラになる
また、最近はハラスメントに厳しい風潮があるので、無理に出し物をさせられないと思っている上司も増えてきています。
同僚の中に、出し物をするくらいなら会社を辞めたい…などの空気を感じたら,そんな上司に相談してみるのも良いかもしれませんね。
また、幹事役がある程度自由に忘年会の余興を企画できるのなら、むしろそちらをやるほうが、自分が前に出て出し物をしなくてもすむのでおすすめですし、出し物にかわることを好きに提案することができます。
それでも忘年会の出し物で何かしないといけないなら・・
いろいろと抵抗してみたものの、結局出し物をやらなければならなくなってしまったなら・:
そんな場合、すぐにできる出し物ネタはないでしょうか??
ダンスや劇はかなりの練習が必要なので論外。今年はやったお笑いのネタも、スペったらどうしょうと憂鬱になるのは避けられません。
そこで、わたしがよくやっているのはマジックです。台詞やダンスを覚える必要は一切ありません!マジック用のグッズは安く売られているのでいくつか買ってみましょう。練習という練習は必要ありません。
バラエティショップやおもちゃ売り場、100円ショップでも販売されています。「おおっ」と驚かせたいなら、これがぴったりですよ!
誰でも知っているネタを、わざと大仰にやって、挙句の果てはネタが丸めになるように失敗して見せるなんていうのも喜ばれるかもしれませんよ。
ゲームも盛り上がりますが、それなりに準備が必要。世代間のギャップでルールが理解されないこともあります。
結局はシンプルなクイズ大会が1番無難で,それなりに盛り上がります。
まあ,楽しくやりましょう
できればやりたくない出し物ですが、無理に拒否せず,難しくないもの,準備が大変でないもの、それなりに盛り上がるゲームやマジックなどやれるものを無難にやりましょう。
しかし、年末は何かと忙しいので、パーティーの準備ばかりに時間を費やすわけにはいきませんから。
また、考えようで気持ちが前向きに変わることもありますよ。
余興をすることで、他の人に自分のことを知ってもらえるチャンスにもなるわけですから。
まだあまり話したことがない人と仲良くなるきっかけにもなります
出世を目指す人にとっては、自分をアピールするいい機会になることもあるんです。
というわけで、どうせやらなきゃいけないものなら、メリットを考えて楽しくやりましょう。