手力の火祭は岐阜県が誇る、全国的に知られた祭りです。手力雄神社の例祭で毎年4月第2土曜日に行われています。2024年は、4月13日となります。
当日のスケジュールは以下のとおりです。
時間 | イベント |
---|---|
14:30 | 町内ごとに長持の入場開始 |
18:45 | 飾りみこし入場終了 |
19:00 | 御幣行灯に点灯 |
19:25 | 滝花火に点火・各町内の飾りみこしの競演 |
20:35 | 手筒花火に点火 |
21:00 | 仕掛花火、山焼花火に点火 |
21:10 | 終了 |
地元の人々が祭用のハッピを身に着け、本番に向けての練習に励む様子が見られます。
この記事では、手力の火祭を最適な場所で鑑賞するための日程や見どころ、駐車場情報について解説しています。
また、場所取りや、子連れでの参加で気をつけること、必要な持ち物についても解説しました。
手力の火祭り2024年の開催日
岐阜市蔵前の手力雄神社。
— 山田ごう@神社巡拝家 (@jmj_jp) January 26, 2020
手力の火祭で有名です。
神輿からも火が噴き出すそうで一度見てみたいものです。#手力雄神社 #岐阜市 #神社巡拝家 https://t.co/jR6BW2DfjL pic.twitter.com/rIRq7SUh57
開催日時と場所
2024年4月13日(土)(※毎年4月第二土曜日)
主会場 手力雄神社(てぢからおおじんじゃ)
〒500-8233 岐阜県岐阜市蔵前6丁目8−22
058-245-2520
岐阜県岐阜市にある手力雄神社で行われる手力の火祭は、年に2回、「春」と「夏」に開催されます。
特に「春の火祭り」は「本祭」として知られ、毎年4月の第2土曜日に開催されます。
2024年の場合、4月13日が第2土曜日です。
なお、夏には、長良川公園で規模を縮小した「手力の火祭・夏」が開催されます。
この祭りの見どころは、19:30頃から始まる花火ですので、花火を楽しみたい方は、この時間までに現地に到着しておくといいですね。
なお、岐阜市には手力雄神社がありますが、近隣の各務原市にも同名の神社があるため、訪れる際は注意が必要です。
手力の火祭りの夏はいつ?
「手力の火祭・夏」は、毎年8月の第2日曜日に長良川河畔で開催されます。
手力雄神社の例大祭である「手力の火祭」の夏版として、4月の第2土曜日に実施される伝統的な祭りを再現したものです。観覧席は堤防に設けられ、長良川と金華山を背景にした美しいロケーションで行われます。
手力の火祭り2024年の日程
【手力の火祭・夏開催!】
— 岐阜市役所/Gifu City (@city_gifu) August 2, 2019
観光コンベンション課です。
毎年春に開催される「#手力の火祭」を、8月11日(日)長良川公園にて「手力の火祭・夏」として再演!岐阜にしかない伝統的な火祭を、是非ご覧ください!
※写真は今年春の「手力の火祭」の様子です。
詳細:https://t.co/BHYqcurpFg#花火 #夏 pic.twitter.com/ARzizfDdbz
滝花火の様子
例年下の流れで行われています。
14:30 町内ごとに長持の入場開始
18:45 飾りみこし入場終了
19:00 御幣行灯に点灯
19:25 滝花火に点火・各町内の飾りみこしの競演
20:30 仕掛け花火に点火
20:35 手筒花火に点火
21:00 仕掛花火、山焼花火に点火
21:10 終了
手力の火祭り2024年の見どころ 手力の火祭とは?
手力の火祭は、非常に見た目に激しい祭りです。
手力火祭💥
— シ オ ン (@BomShioN) April 9, 2016
迫力が凄かった😳😳😳 pic.twitter.com/TJGHYluBSL
日本の多くの神社で見られる神楽や奉納舞いの一環として行われます。祭
りの開始前には、宮司による祝詞奉上や巫女の舞いが神前で執り行われます。
手力の火祭の起源ははっきりしていません。
1760年代の明和年間に一時中断された記録があるので、、それ以前から存在していたといえませうね。
そのことから、約300年の歴史を持っているのではないかと言われ、岐阜県の重要無形民俗文化財にも指定されているものです。
祭のクライマックスでは、町内ごとに作られた神輿に火薬が仕込まれます
滝花火から降り注ぐ火の粉の中で、上半身裸の男たちが火の粉を吹き出す神輿を担ぎ、乱舞します。
岐阜県岐阜市御鎮座 手力雄神社
— #自由に投稿する (@rizzutolajuana) August 23, 2023
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300年以上の歴史を持ち、岐阜県重要無形民族文化財にも指定されている「手力の火祭」🎇
ダイナミックかつ勇壮なお祭りは圧巻の一言です😆#岐阜 #手力雄神社 #手力の火祭 #祭り #重要無形民族文化財 #神輿 #神社と四季 #神社フォトコンわたしと神社 #神社 pic.twitter.com/LfaqXSKKUP
風向きによっては、観客にも火の粉が降りかかることが!!
手筒花火や仕掛け花火が点火されると、すごい迫力です。圧倒されます。
神輿から滝のように落ちる火の粉、鐘の音と爆竹の轟音。
参加者たちは、夢中になって夢現の状態なので、その熱さをあまり感じないのかもしれません。
手力の火祭りの由来と歴史
この祭りは、その起源は明らかではないそうです。
しかし、300年を超える長い歴史を持っていて、岐阜県の重要無形民俗文化財に認定されています。
手力の火祭り2024年には子連れでも見物できる?
手力の火祭は、その危険性と興奮から、非常に過激な印象のあるお祭です。
参加者が火傷を負うことが多いだけでなく、観客にも火の粉や爆竹の破片が飛び散ることがあるんです。
このため、祭を見る側も爆竹の轟音による耳鳴りなどが祭のあとにも続くことがあるので気をつけないといけません。
ですので、小さな子どもを連れての参加はご再考を・・・狭い境内での混雑は、小学校低学年以下の子どもにとっては大変です。
午後からの飾り神輿なら、通路から少し離れた場所で見物すると比較的安全に楽しむことができるでしょう。
また、火祭り自体は見られなくても、屋台巡りを楽しむことでお祭気分を味わうことができます。
当日は朝早くから準備が始まり、昼には屋台が混雑するため、少し早めに行ってお目当ての屋台で買い物を済ませると良いでしょう。
手力の火祭り2024年の駐車場
「新那加駅」の駐車場が、手力の火祭りの最も近い駐車場です。
この駐車場から祭り会場までは直線距離で約2.5kmあり、徒歩での移動はやや困難かもしれません。そのため、会場への移動にはタクシーの利用が便利でしょう。
混雑状況と場所取り
手力の火祭は、約2万から3万人の人出があると言われており、ネットやテレビで取り上げられるほどの人気です。数多くの屋台もあり、お祭気分を十分に楽しむことができます。
しかし、神社の敷地はそれほど広くないんです。そのため、良い観覧ポジションはすぐに埋まってしまうんですよ。
特に写真撮影を目的とする人々が多いので、良い場所を確保するには、18:00頃までには現地に到着しているのがいいですね。
場所取りに関しては、最前列などの良い場所を確保したい場合、当日の15時から16時頃には場所取りを開始する必要があります。
境内は狭いので、レジャーシートを置くだけでは場所取りとは認められません。なので、一度場所を確保したら、そこを離れることはできないと思ったほうがいいです。
子連れや一人での参加者には、早い時間からの場所取りは難しいと言えるでしょう。
複数人で参加して、交代で食糧の調達やトイレに行くやりかたがいいと思います。
手力の火祭り2024年に持っていくといいもの
手力の火祭りを近くで鑑賞する場合、火の粉や爆竹の破片が飛び散ることがあるため、穴が開いても構わないような服装(長袖)、帽子、靴を身につけたほうがいいでしょう。
焚き火パーカーなどがおすすめですよ。
また、目を保護するためにサングラス、メガネ、またはゴーグルもあったほうがいいです。
爆竹の轟音による耳鳴りが2~3日続くこともあるため、耳栓も必要ですね。特にお子様用には用意しておいたほうがいいでしょう。
さらに、場所取りには小さめのレジャーシートや折り畳みイスが便利です。RockCloudの折りたたみいすは、一瞬でたたんだり広げたりできるのでとても便利です。
写真撮影を考えている方は、スマートフォンや簡易デジカメでは美しい写真が撮れない可能性があるため、やはり一眼レフカメラと望遠レンズがいいですよ。
三脚を使用する人もいるのですが、足を広げると場所を取るんで、三脚ではなく一脚がいいと思います。下の方だけが三脚になっているものも場所を取らなくてとても使い易いです。
手力の火祭り2024年のアクセス
手力の火祭に行くには、公共交通機関の利用一択と言えます。手力雄神社周辺にはほとんど駐車場がないため、車でのアクセスは難しいからえす。
電車を利用する場合
名鉄岐阜駅から各務原線に乗り、手力駅で下車します。手力駅から手力雄神社までは徒歩で約5分と非常に近い距離です。
JRを利用する場合
東海道本線または高山本線で岐阜駅まで行きます。岐阜駅で下車した後、近くにある名鉄岐阜駅から各務原線に乗り換えて手力駅へ向かうと良いでしょう。
まとめ 手力の火祭2024年 日程と見どころ 見る場所や駐車場も
手力の火祭りは岐阜県岐阜市の手力雄神社で開催される伝統的な祭りで、毎年2万から3万人の人出があります。
この祭りは火の粉や爆竹の破片が飛び散るため、観覧者は穴が開いてもよい服装(長袖)、帽子、靴、目を保護するためのサングラスやゴーグル、耳栓を用意するように気をつけてください。
写真撮影を希望する場合は、一眼レフカメラと望遠レンズ、三脚の持参が良いでしょう。三脚より一脚の方が場所を取りすぎずおすすめです。
場所取りには早めの到着が必要で、最前列を希望する場合は15時から16時には場所取りを開始することが望ましいです。ただし、子連れや一人での参加者には早い時間からの場所取りはおすすめできません。
アクセスには公共交通機関の利用がいいです。名鉄岐阜駅から各務原線に乗り、手力駅で下車すると、手力雄神社までは徒歩約5分です。JRを利用する場合は、岐阜駅で下車し、名鉄岐阜駅から各務原線に乗り換えます。車でのアクセスは難しく、最寄りの駐車場は新那加駅の駐車場ですが、そこからはタクシーを利用することが良いでしょう。