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サポート詐欺の手口~詐欺に会わないための対策とは

社会教育について

2022年1月18日,サポート詐欺で初の逮捕というニュースが流れていました。

サポート詐欺とは,PCを操作していて「あなたのパソコンは感染しています」というような表示をさせて電話を促し,そこからのやりとりでお金を騙し取るものです。

経験がある人もいるのではないでしょうか?

対策として一番大切なのは,「そのような詐欺があるんだ」ということを知ること。しっておけば「ははあ,これは詐欺だろう」と思って無視することができますからね。

 

では,詳しく見ていきましょう。

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サポート詐欺とは

ある特定のサイトをアクセスした時,「あなたのパソコンはウイルス,スパイウェアに感染している」という偽の広告を出させ,電話をかけてきた人に解決料金を支払わせるというものです。

今回初の容疑者となった3人も,この手口を使っていました。

 

サイトを見た途端に画面にポップアップした広告に「感染している!」と警告が出たら,そういう手口であることを知らない人はびっくりするでしょう。

そしてそこに表示した電話番号に,心配のあまり電話をしてしまうのです。

今回のニュースになった容疑者たちに関しては,2018年から2019年までの1年間で,400人以上もの人たちから2000万円をだまし取ったとされていますが,それだけ多くの人たちが電話をした,ということでもあります。

 

サポート詐欺の手口

今回の容疑者は3名います。

フィリピン国籍の親子と,日本国籍のその親族の男の3名です。

このように,サポート詐欺は,複数名による役割分担で行われています。

  • ポップアップ画面を出す役
  • 電話を受ける役
  • お金の遣り取りをする役

電話を受ける役は海外の人物が担当することが多いようです。巧妙に騙して遠隔操作アプリをインストールさせることによって矢印を勝手に動かすなどして,「本当にウイルスに感染している!」と信じ込ませるというような手口も行われていました。

 

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ポップアップ画面に,大手IT企業を語っているのも手口として多いようです。マイクロソフトのWindowsのロゴや,ウィルス対策のマカフィーのロゴが使われていることもよくあります。

 

こういう画面を見ると,どうしても信じ込んでしまいやすいですよね。

その被害者の多くは60代以上の人たちだったそうですから,そのロゴを信じ込んでしまったこともよくわかります。

サポート詐欺にあわない対策

今回のようなサポート詐欺にあわないためには,上のような手口をしっていることが一番大切です。

そうすると,実際にポップアップ画面が現れたときに無視することができますから。

 

筆者も,最初にそのような画面を見たときには,電話をかけそうになりました。

もう10年以上も前のことです。

そのとき,ちょっと立ち止まって,検索してみたんです。すると「詐欺」ということがわかって無視することにしました。(それでも数日はおっかなびっくりでしたが)

 

また,アマゾンプライムやドコモを語ったSNSにより「支払いがなされてない」という詐欺メールがきますが,それも安心して無視することができます。

 

60歳くらいの年代の親がいる人は,無視するように教えてあげることも大切ですね。

電話をしてしまった場合 スクリーンショットは忘れずに

電話をした後から,詐欺であったことに気づくこともあります。

遠隔操作されたときには,そのためのソフトをインストールしてしまっているので,すぐに削除する必要があります。個人情報をぬかれるおそれがあります。

また,電子マネーコードなどを教えてしまった場合には,管理会社に電話して決済の停止を依頼することも必要です。

さらに,各種パスワードの変更や,OSを最新にすることなども大切ですね。

 

そして,実際にお金を払ってしまった場合には,警察に相談しくてください。

その画面のスクリーンショットを撮っておくと相談しやすいですね。

 

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