「根津神社」は、文京区にある歴史深い神社で、1900年以上の歴史を持ちます。この神社は、国の重要文化財にも指定されている拝殿が有名です。
本日の狛犬さん🐾
— のものも@神社 (@non3377) April 7, 2019
東京都⤴根津神社🎌
📖ねづじんじゃhttps://t.co/IxmHRyaC0w
准勅祭社🎌
創建不詳。ご祭神は須佐之男命他。拝殿前の狛犬さん🐾引き締まった細マッチョボディでなかなかカッコイいい狛犬さん🐾です😃🎶 pic.twitter.com/GydGcQ0btJ
それだけではありません。根津神社は、東京都内でも特に有名なツツジの名所としても知られています。
毎年4月から5月にかけて、約3,000株のツツジが境内を彩ります。この時期には、「文京つつじまつり」が開催され、色とりどりのツツジで大人気です。
この祭りでは、屋台や神輿、様々な特別イベントが楽しめるため、見どころも満載ですよ。
また、この「文京つつじまつり」は、文京の五大祭りの一つとして数えられ、今年で53回目を迎えます。谷根千地域の春の代表的な観光スポットとして、はとバスのツアーも組まれています。
この記事では、文京五大祭りの一つである「つつじまつり」について、その見頃や開花状況、アクセス方法や駐車場の情報について詳しく解説しました。また、周辺の宿泊施設についても調べていますので宿泊される方は御覧ください。
つつじまつり2024の見頃はいつ?
- 根津神社の見どころ
- つつじまつりのトイレ情報
- つつじまつりのグルメ情報
根津神社のツツジは、その年の気候によって開花時期が異なりますが、通常は4月中旬から下旬が見頃です。早咲きから中咲き、遅咲きへと変わるツツジの花を楽しむことができます。
2023年には、開花が早まり、4月9日時点で様々な色や形、大きさのツツジが鮮やかに咲き誇り、見頃を迎えていました。4月23日にもまだ見頃が続いていました。
つつじ苑への入苑は、開催期間の4月30日(日)まで可能ですが、寄進料として300円が必要です。遠くから眺めるだけでなく、間近で色鮮やかなツツジを楽しむことができます。
ただし、この人気のスポットは非常に混雑し、長い列ができることがありますので、ご注意ください。
2023年の文京つつじまつり開催情報
開催場所:根津神社 つつじ苑
住所:東京都文京区根津1-28-9
開催時期:2023年4月1日(土)~4月30日(日)
開苑時間:9:30~17:30
入苑料:300円
公式サイト:根津神社
開催期間を過ぎたら?
根津神社のつつじは、「つつじまつり」が終わっても、まだ花が咲いている限り鑑賞することが可能です。
「つつじまつり」終了後は、つつじ苑への入苑や屋台、露店の営業は行われませんが、つつじ苑の外からなら、引き続きつつじの美しさを楽しむことができます。
つつじの見頃を考えると、早めに訪れることをおすすめしますが、つつじを見たい方は、まつりの開催期間外でも根津神社への訪問を検討してみてはどうでしょうか。
【根津神社】都内有数の歴史を誇る神社の見どころ
「根津神社」は、東京十社の一つであり、1900年以上の歴史を持つパワースポットです。
江戸時代に造られた拝殿や唐門、透塀など7つの建築物は国の重要文化財に指定されています。以下のポストは拝殿と唐門の写真です。
わずつぃ。
— じゅんこモン🍓🍇赤水図スゴイ! (@Jun6677Kjya) April 20, 2018
根津神社(根津権現)
1 楼門 宝永3(1706)年建立
2 唐門 どちらも重文…( 〃▽〃)#根津神社 #根津 pic.twitter.com/DpgHTAwShf
自然豊かな境内は、春のつつじや秋の紅葉で年間を通して楽しむことができます。
根津神社の境内には、約2,000坪の広大なつつじ苑があり、3,000株のツツジが植えられています。フジツツジやハナグルマなど約100種類のツツジがあり、それぞれ異なる開花時期を持つため、長期間にわたって楽しむことができます。
つつじ苑では、斜面に植えられたツツジをゆっくり歩きながら鑑賞でき、赤やピンク、白など色とりどりのツツジが美しいグラデーションになっています。
上から見ると、カラフルな絨毯のように見えるこの苑は、どの角度から見ても美しく、花の香りに包まれながらのんびりとした時間を過ごすことができます。
文京つつじまつりでは、様々なイベントが開催されます。2023年からは露店の出店も復活、週末には限定イベントも行われます。「根津権現太鼓」の迫力ある演奏は特に見逃せません。
根津神社の境内は、かつて徳川綱重(徳川綱吉の兄)の屋敷があった場所で、つつじ苑のツツジはその頃から存在しており、大変由緒正しいものです。つつじまつりでは、植木市も開催され、お気に入りのツツジを購入し、自宅で楽しむこともできます。
根津神社の祭神は?ご利益は?
主な御祭神には須佐之男命(スサノオノミコト)、大山咋命(オオヤマクイノミコト)、誉田別命(ホムダワケノミコト)がおり、相殿神として大国主命と菅原道真公が祀られています。
「災害を避ける」「商業の成功」「試験合格を願う」といった様々な御利益があることで知られており、特に「縁結び」の神としての名声が高く、多数の女性参拝者にとって人気のあるスポットとなっています。
根津神社の門はだれ?
門の右側正面に位置する随身(守護神を表す像で、門の左右に設置されています)は、水戸黄門として知られる水戸光圀がモデルであると伝えられています。
江戸時代に造られたものが今も残っていて、東京都内でこれを見ることができるのは根津神社のみです。
つつじまつり2024のトイレ情報
つつじ苑の近くにあるトイレには、便利な設備が整っています。特に、長時間の滞在で気になるトイレの問題も安心です。
表参道の鳥居を入って左側に位置するこのトイレには、男女別のトイレの他に、おむつ交換台やベビーチェア、さらにはフィッティングボード(着替え台)を備えた広々とした多目的トイレが設置されています。これにより、小さなお子様連れの方でも安心して訪れることができます。
つつじまつり2024のグルメ情報
つつじまつり期間中の楽しみの一つは、多種多様な露店の出店です。お手頃価格の商品が多く、予期せぬ掘り出し物を見つけることもあるかもしれません。
特に週末は、ベビーカステラやわたあめなどお祭り定番のグルメが出店し、賑わいを見せています。平日に比べると混雑しますが、お祭り気分を存分に味わうには最適です。
さらに、つつじ苑の入口近くでは植木市も開催されています。700~800円で購入できる手頃な植物もあり、家で子供と一緒に育てるのも楽しいでしょう。
根津神社・つつじ苑へのアクセス
根津神社へのアクセス方法は、以下の通りです。
新宿駅からのアクセス
まず新宿駅から都営新宿線(本八幡行)に乗り、市ヶ谷駅で東京メトロ南北線(浦和美園行)に乗り換えます。東大前駅で下車し、1番出口から徒歩約5分です。
東京駅からのアクセス
東京駅からは東京メトロ丸ノ内線(池袋方面)に乗り、大手町駅で東京メトロ千代田線(我孫子方面)に乗り換えます。根津駅または千駄木駅で下車し、徒歩約5分です。
成田空港からのアクセス
成田空港駅から京成特急スカイライナー(京成上野方面)に乗り、日暮里駅でJR山手線(新宿・池袋方面)に乗り換えます。西日暮里駅で東京メトロ千代田線(代々木上原方面)に乗り換え、根津駅または千駄木駅で下車し、徒歩約5分です。
羽田空港からのアクセス
羽田空港から京急空港線エアポート快特(成田空港方面)に乗り、三田駅で都営三田線(西高島平方面)に乗り換えます。白山駅で下車し、A2出口から徒歩約10分です。
最寄駅は、東京メトロ南北線の「東大前駅」、東京メトロ千代田線の「根津駅」、都営地下鉄三田線の「白山駅」です。
ベビーカーなどは都バスがおすすめ
根津神社へのアクセスには、特にベビーカーを使用する方に便利な都バスがおすすめです。
都バス上58の路線を利用し、「根津神社入口」または「千駄木二丁目」のバス停で降りると、神社まではわずか1~2分の距離です。
特に「根津神社入口」のバス停からは、表参道側から神社に入ることができ、つつじ苑へのアクセスも便利です。
根津神社 つつじまつりの駐車場
根津神社境内駐車場
■通常駐車料金
20分/300円(8時~24時)
30分/100円(0時~8時)
■上限料金
全日夜間 1,000円(22時~8時・1回限り)
タイムズ根津神社裏駐車場
〒113-0031 東京都文京区根津1丁目22
■通常駐車料金
08:00-18:00 最大料金1900円
18:00-08:00 最大料金300円
00:00-00:00 20分 220円
■日・祝
08:00-18:00 最大料金1700円
18:00-08:00 最大料金300円
00:00-00:00 20分 220円
akippa | 根津神社徒歩二分駐車場
「akippa」に登録されている徒歩2分の駐車場です。
akippaは事前に駐車場を予約しておける駐車場です。
akippa では、月極駐車場や個人宅の駐車場を格安で予約できます。周辺のコインパーキングよりも「相場の半額以下で駐車できる場所」を見つけることも可能!
スマートフォンから簡単に駐車場の予約ができるので、出発前にチェックしておくと、安心して駐車できますよ。
混雑回避
「文京つつじまつり」の期間中のみ、つつじ苑への入苑が可能です。
毎年、見頃となる時期の週末には多くの人々が訪れます。
特に、2023年は、4月9日が日曜日で天気も良かったため、開苑前の9時半には既に数十人が列を作って待っていました。訪問者が多い場合は、入場制限が設けられることもあります。
週末や他の混雑が予想される日に訪れる際は、時間に余裕を持って行動することをお勧めします。ゆったりとした観賞を望む方は、できるだけ平日に訪問することが良いでしょう。
「文京つつじまつり」が開催される根津神社の歴史
「根津神社」は、東京都文京区に位置し、約1900年前に日本武尊(ヤマトタケル)によって創建されたと伝えられています。
この神社は東京十社の一つで、7,000坪の広大な境内が特徴です。江戸時代に建てられた拝殿や楼門などが現存し、社殿7棟は国の重要文化財に指定されています。
根津神社周辺には、森鷗外が文京区に移住した際に最初に住んだ千朶山房(せんださんぼう)や、彼の後半生を過ごした観潮楼(かんちょうろう)があります。
また、夏目漱石も千朶山房に住んだことがあり、これらの文豪との繋がりから、関連する旧跡も残されています。
「文京花の五大まつり」とは?
「文京花の五大まつり」は、文京区で毎年開催される、四季折々の花をテーマにした祭りです。この祭りには「文京つつじまつり」も含まれています。
3月から4月にかけては「文京さくらまつり」が開催されます。
1970年代から続くこの歴史ある祭りでは、約120本の桜並木がある播磨坂がメイン会場となります。
期間中は車道が歩行者天国になり、桜のトンネルを歩いているような感覚を楽しむことができます。
6月には、梅雨の風物詩であるあじさいを楽しむ「文京あじさいまつり」が白山神社と白山公園で開催されます。
3,000株のあじさいが咲き誇り、色の異なるあじさいが見られるのが特徴です。この期間中にのみ一般に開放される「白山神社古墳」も見逃せません。
11月には「文京菊まつり」が湯島天満宮で行われます。
11月1日から11月23日までの期間中、約2,000株の菊が展示され、珍しい「菊人形」や「千本咲き」などが見どころです。
2月から3月には、湯島天満宮で「文京梅まつり」が開催されます。
1958年から続くこの祭りでは、江戸時代から梅の名所として知られる約300本の梅の木が咲き誇ります。学問の神様である菅原道真が梅に想いを寄せた歌も残されています。
文京区根津神社周辺の宿泊施設
ゆっくりと散策できるよう、周辺1kmないの宿泊施設を調べてみました。
根津神社周囲1kmの範囲に13件のホテルがありました。確認してみてください。お好みのホテルがあればいいのですが。
まとめ
今回は根津神社で毎年開催される「文京つつじまつり」について紹介しました。
「文京つつじまつり」は、東京都文京区の根津神社で開催される春の風物詩です。この祭りは、約3,000株のツツジが咲き誇る美しい光景を提供し、訪れる人々を魅了しています。特に、4月中旬から下旬が見頃で、早咲きから遅咲きまで様々なツツジを楽しむことができます。祭り期間中は、色とりどりの露店が出店し、地元のパン屋さんの美味しいパンも楽しめます。また、週末は特に混雑するため、平日の訪問がおすすめです。根津神社へのアクセスは公共交通機関を利用すると便利で、特に都バスがベビーカー利用者にはお勧めです。
根津神社の特徴は、他の名所と比べて多様な種類のツツジが豊富に咲いていることです。このため、長期間にわたってツツジの見頃を楽しむことができます。
「躑躅(つつじ)」という名前は、「見る人が立ち止まるほどの美しさ」を意味しています。根津神社を訪れることで、息をのむような美しいツツジの景色を体験することができるでしょう。
この春、根津神社のつつじ苑で穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。