この記事では、2024年の福岡住吉神社の初詣の例年の混雑状況、交通渋滞や駐車場について地元在住の筆者が詳しくまとめました。
アクセスや、屋台、神社の縁起等についてもあわせて解説している記事です。
福岡市住吉神社2023年初詣の混雑状況と混雑が避けられる時間帯
福岡市住吉神社では、2022年12月31日の夜から2023年元日の早朝までは、参拝列が敷地外まで続きました。
参拝できるまでかなりかかっていたと思います。
元旦の午前中もたくさんの参拝客で境内が埋まっていました。
お参りするのに1時間近くかかったとの報告もあります。
2日の午前中は少し空いていますが、午後には混雑してきました。3日も同様です。
2024年も同じ状況であると思われますので、混雑が回避できる時間帯としては、以下のような時間帯がおすすめです。
1月1日 早朝 (5時~7時)
2、3日 午前中 (7時~10時頃)
私は、3日の昼頃に行きました。人はまだ多く、参拝の列も長いですが、30分かからず参拝できました。
福岡市住吉神社2024の駐車場状況
神社の東口に無料駐車場があります。
しかし50台しか停められません。
住吉神社周辺には有料駐車場もありますが、そんなにたくさんあるわけではないので、初詣期間中はすぐに満車になる可能性が高いです。
博多駅や天神からバスで数分の距離ですし、博多駅なら歩いても10数分です。博多駅近辺の駐車場に停めて徒歩で行ってもいいですが、交通の便がとてもよいところなので、公共交通機関を使うのがいいでしょう。
おすすめは事前に駐車場を予約できるサービスakippaを利用することです。
akippa とは、通常アクセス不可能な 月間契約の利用可能な駐車場や 個人所有の駐車場が使える 特別なサービスです。停車したいエリアの利用可能な駐車スペースを 携帯電話やパソコンで見つけて予約し 支払うことで 当日、駐車に苦労することなく 効率的に駐車することができる、 手軽なオンラインコインパーキングとなります。
初めから使用可能な駐車場を使うため 費用も他の週茶場より安いです。
akippa の利用を考える方は、下の公式サイトからどうぞ福岡住吉神社初詣へのアクセス
博多駅から
博多駅から福岡住吉神社までのバスに乗るには、西鉄バスの「博多駅前Aのりば」または「博多駅前BCDのりば」から乗るといいです。
住吉神社の最寄りのバス停は西鉄バスの「住吉」です。
バス停から住吉神社まで徒歩2分です。
福岡市内には西鉄バスの100円区間内というのがあるので、博多駅・天神・渡辺通・薬院のどこから乗っても料金100円で行くことができます。
天神から
天神から福岡住吉神社までのバスに乗るには、西鉄バスの「天神ソラリアステージ前 (7Bのりば)」から乗るのが良いでしょう。
住吉神社の最寄りのバス停は西鉄バスの「住吉」です。バス停から住吉神社まで徒歩2分です。
福岡市内には西鉄バスの100円区間内というのがあるので、博多駅・天神・渡辺通・薬院のどこから乗っても料金100円で行くことができます。
住吉神社近辺の宿泊施設 ホテル
住吉神社初詣は、近くに宿泊してからゆっくりいくのもいいですね。
近くには博多駅もありますので、ホテルがたくさんあります。
ここでは住吉神社と博多駅を中心に半径500メートルの範囲でホテルを調べてみました。
こちらをクリックしてください▶住吉神社と博多駅の中央から半径500メートルのホテル 一番の最寄りはこちら▶ホテル法華クラブなんと住吉神社と同じブロックにあります。ここからは博多駅も近いので、博多散策の拠点にもとてもいい立地です。
住吉神社初詣2024の屋台情報は
境内がかなり広いので、参道だけでなく南門付近にも屋台が出ています。
住吉神社一の鳥居からの参道の屋台
住吉通りから北に折れ、住吉宮前通りに入っt絵少し歩くと、右側に一ノ鳥居が見えます。
こちらから入って本殿までが参道ですので、初詣の列はこちらに並ぶことになります。さんどうz
参道沿いには屋台が並んでいます。なぜか太宰府天満宮の名物の「梅が枝餅」もあります。
ときどき「梅」という字を巧妙に梅に似せた「桜」となっている店があるのも一興です。「桜が枝餅」ですが、それなりにおいしいです。
住吉神社南門周辺の屋台
住吉通り沿いにある南門はバス通りに面している大きな門です。
境内に入ったら、すぐに屋台がならんでいます。
お面、おみくじ、焼き鳥、イカ焼きなど、一般的な屋台がそろっています。
参詣の場合、こちらから入ると、沢山の人をかきわけて一の鳥居まで行って列の最後尾に並ぶまで時間がかかります。なので、まずは初詣という方は、一の鳥居側から行ってすぐに最後尾につくのがおすすめです。
住吉神社の歴史は?祭神は?
住吉神社の伝統は、約1,800年以上もの時を経ています。
日本には「住吉」と名のつく神社が2,129社も存在する中で、この場所は最初の住吉神社といわれています。
『住吉大社神代記』という住吉大社の古文書によれば、筑紫大神は神功皇后に対し、自らの荒ぶる魂を穴門山田邑に祀るようにとの啓示を示しました。
そのため、穴門直の始祖・踐立は荒ぶる魂を山口県下関市の住吉神社に、そして津守の始祖・手搓(田裳見宿禰)は和やかな魂を住吉大社の祠に祀りました。
これにより、筑紫大神が住吉の原点とされています。
ヤマト王権下での航海の守護神として尊ばれ、中世には筑前国の一の宮として位置づけられました。また、領主や一般の人々からも海の神として深く信仰されていました。
現代では大阪の住吉大社、下関の住吉神社、そして当地が日本の三大住吉であると語られています。
住吉神社は、底筒男神、中筒男神、表筒男神という住吉三神を主祭神として祀っています。
「古事記」によると、伊弉諾(イザナギ)大神が筑紫の日向の橘の小戸(オド)の阿波伎(アハキ)原で禊祓いを行った際に、これらの神々が現れたとされています。
また、別の祭神として、天照皇大神や神功皇后も祀られており、これらを合わせて住吉五所大神とも称されています。
さらに、「筒男」の中の「筒」は星を意味するとも言われ、航海や海上の保護神としても深い尊敬を受けています。
住吉神社 境内の施設
住吉神社本殿
本殿は、残念ながら正面からは撮影不可となっています。拝殿から正面が見られるのですが、そこからの撮影が不可になっているからです。
上の写真は、横から見たもの。夏に撮影したので、風鈴の向こうに少し見えています。
国の重要文化財に指定された由緒ある建造物です。現在の社殿は、元和九年(1623年)黒田長政公が白銀二千両と材木を寄進して再建したものです。
ご祭神
底筒男神(そこつつのをのみこと)
https://www.nihondaiichisumiyoshigu.jp/map/
中筒男神(なかつつのをのみこと)
表筒男神(うわつつのをのみこと)
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
神功皇后(じんぐうこうごう)
黒田長政は、黒田官兵衛の息子で筑前福岡藩の藩祖です。関ケ原の大功により、筑前藩主となりました。本殿は、その長政公が再建したものです。歴史的に由緒あるものです。
神門
参道を抜けて、本殿の神域に入るための門です。両脇に武人の人形が侍しています。
神門前の鳥居に入るところに「皇族下乗」という石塔が掲げられています。皇族もここからは馬を降りて神域に入らなければならないということですね。
祭神に皇族のご先祖様 天照大御神や、神功皇后がいらっしゃるのですから。
拝殿
拝殿に続く石畳の上では、カメラは禁止となっていますので、少し横にそれて撮影しました。
中を除くと、鏡などが置かれていますが、当然これも撮影禁止。
向こうに本殿が見えますが、本殿の全容は見えないようになっています。
古代力士像
拝殿横に堂々と経つのは古代力士像。
古代力士像
案内板より 「名所旧跡・博多区 【古代力士像】-住吉神社内-」
住吉大神をお祀りする神社が全国に約二千社ありますが、当社はその最初の神社と云われており、古書にも「住吉本社」「日本第一住吉宮」等と記されております。 ご創建は、今から約壱千八百年前に遡り、相撲とは大層ご縁が深く相撲の神としても広く尊崇を篤めております。 その昔、新横綱は横綱の免状取得に際し、熊本の吉田司家に行った帰路、必ず当社に参拝されておりました。 現在では、(財)日本相撲協会主催による横綱奉納土俵入りを行っております。 此処にその由縁を以て、古代力士像を建立する事となりました。
力士像の右手の手相には「力」に字が刻まれています。
本殿横 稲荷神社
のぞき稲荷
稲荷神社の横にある奇岩(くしきいわ)の隙間の穴から奥を覗くと、奥には鏡が置かれていて、自分の姿が見えます。その状態で、願い事をすると、ひとつ聞き届けてくださると言われています。
その他、能楽殿、神楽殿、相撲場、恵比寿神社など、さまざまな施設があります。
まとめ
日本第一の住吉神社といわれる、福岡住吉神社。
初詣は、福岡、博多の人たちで3日までにぎわいます。
三が日の間で混雑が回避できる時間は以下のとおりです。
1月1日 早朝 (5時~7時)
2、3日 午前中 (7時~10時頃)
博多駅からも天神からも徒歩で来れる市にあり、とても行きやすい場所にありますので、駐車場は少ないですが、アクセスにはさほどこまらないでしょう。
屋台も、参道、南門付近でにぎわいます。
施設にはたくさんの見るべき施設がありますので、参詣の折には、それらもぜひ見てください。