長崎市に位置する「長崎くんち」は、日本の代表的な祭りの一つです。この祭りは、博多市の「博多おくんち」と唐津市の「唐津くんち」とともに、日本三大くんちとして知られています。
2024年に開催される長崎くんちの具体的なスケジュール、開催地、見どころ、歴史、人出の状況、屋台の情報、アクセスの仕方、駐車場の詳細について、ここでしっかりと解説します。
2024年 長崎くんち 日程・開催場所
2024年の長崎くんちは、10月7日の前日から始まり、10月9日の後日まで、3日間にわたって開催されます。具体的には、10月7日は朝7時から、10月8日は午後4時から、そして10月9日は朝8時20分からです。
日付 | イベント名称 | 開催時間 |
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2024年10月7日 | 前日 (まえび) | 7:00から |
2024年10月8日 | 中日 (なかび) | 16:00から |
2024年10月9日 | 後日 (あとび) | 8:20から |
この祭りの主な会場は諏訪神社、中央公園、お旅所、八坂神社で、それぞれの住所は以下の通りです。
- 諏訪神社: 長崎県長崎市上西山町18-15
- 中央公園: 長崎県長崎市賑町5-27
- お旅所: 長崎県長崎市元船町17−10
- 八坂神社: 長崎県長崎市鍛冶屋町8-53
詳細情報については、公式サイト(https://kunchi-yasaka.com)をご覧ください。
見どころ
長崎くんちの主要な魅力は、各町からの奉納踊りです。長崎市内の77の町が参加し、それぞれの町は7年ごとに踊りを奉納します。
この奉納踊りは主に四つのカテゴリーに分類されています: 踊り、曳物、担ぎ物、通り物。これにより、毎年異なる演目が展開され、訪れる人々に新たな楽しみを提供します。
特に注目すべきは、伝統的な「龍踊」や、長崎に流れ着いたオランダ人を題材にしたユーモラスな漫才「阿蘭陀万才」、国際的な要素を含む「御朱印船」、そして1778年から続く歴史ある「鯨の潮吹き」など、多彩な演目が見どころとなっています。
屋台
長崎くんちでは、毎年約150の屋台が立ち並びます。
主要な屋台エリアは、長崎駅からゆめタウン夢彩都前のスクランブル交差点周辺ですが、中華街や浜町アーケードでも多くの屋台が出店しています。
提供される食品には、たこ焼きや焼きそばなどの定番メニューから、地元長崎の特色を活かしたB級グルメまで様々です。
スイーツ類も充実しており、わたがしやベビーカステラなどが楽しめます。
また、スーパーボールすくいや射的などの遊びを提供する屋台も揃っており、家族連れでの楽しみが広がります。
祭りに訪れる際は、食べ歩きを楽しむ準備をしておくことをお勧めします。
長崎くんちの屋台で、さまざまな味や活動を存分にお楽しみください。
それでは、この会場への行き方について見てみましょう
長崎くんち各会場へのアクセス方法
各会場への生き方は次のとおりです。
電車でのアクセス
- 諏訪神社:路面電車を利用して「蛍茶屋」方面へ約6分間、諏訪神社駅で下車。
- 中央公園:「崇福寺」行きの路面電車に約7分乗車後、新地中華街で「蛍茶屋」行きに乗り換え、さらに6分でめがね橋で下車。
- お旅所:「崇福寺」行きの路面電車で約4分、大波止で降車。
- 八坂神社:「崇福寺」行きの路面電車に約13分乗車、崇福寺で下車。
バスでのアクセス
- 諏訪神社:長崎バスまたは長崎県営バスを利用し、諏訪神社前で下車。
- お旅所:長崎バスまたは長崎県営バスで大波止または江戸町で降車。
- 中央公園:長崎バスが中央公園前で停止、長崎県営バスは親和銀行前で停止、また興善町または中央橋でも降車可能。
- 八坂神社:長崎バスで崇福寺入口で下車。
車でのアクセス
- 長崎市内へは、長崎多良見ICまたは長崎ICからアクセス可能。
交通規制
長崎くんちの開催期間中は、周辺道路の広い範囲で交通規制が実施されます。
車でお越しいただく方は、事前に確認をしてから向かうようにしましょう。
混雑状況
長崎くんちは、毎年およそ100万人の訪問者が集まる大規模なお祭りです。この祭りは日本三大くんちの一つであり、地元だけでなく国内外から多くの観光客が訪れます。長崎の代表的な秋のイベントとして位置付けられています。
イベント期間中、会場周辺では広範囲にわたって交通規制が敷かれ、毎年交通の混雑が見られます。混雑を避けたい場合は、公共の交通機関の利用が推奨されます。
また、周辺の駐車場は朝早くから満車になることが多いため、訪れる際は時間に余裕を持って出かけることが望ましいです。
長崎くんちの駐車場情報
長崎くんち開催時、指定の駐車場が用意されていないため、事前に近隣のコインパーキングを利用することが推奨されます。ここでは、大きな駐車場いくつかをお知らせします。
- リファレンス銅座パーク
- 住所: 長崎県長崎市銅座町7-13
- 利用可能時間: 24時間営業
- 料金体系: 日中(7:00-22:00)は30分ごとに150円、夜間(22:00-7:00)は90分ごとに150円
- 最大料金: 日中1200円、夜間900円
- 収容台数: 357台
- みなとメディカル駐車場
- 住所: 長崎県長崎市新地町6
- 利用可能時間: 24時間営業
- 料金: 15分ごとに100円
- 収容台数: 335台
- パーク515
- 住所: 長崎県長崎市五島町5-15
- 利用可能時間: 24時間営業
- 料金体系: 20分ごとに100円
- 最大料金: 日中1000円、夜間500円
- 収容台数: 280台
交通規制が行われる場合があるため、事前に確認し、駐車場を予約しておくことでスムーズなアクセスが可能です。
駐車場の穴場スポット:予約ができる駐車場
駐車場の穴場スポットがあります。
akippa という、月極駐車場や個人宅の駐車場を格安で予約できる駐車場です。事前に駐車場を確保できるので、目的地に着いてから駐車場を探す必要がないため安心して現地に行けます
①通常の駐車場よりも安い
②10日前から予約できる
③時間内であれば入出庫が自由
駐車場の不安から開放されるのがとてもいいですよ。
歴史
長崎くんちは、約380年前から続いている伝統豊かな祭りです。
この祭りの起源は1634年(寛永11年)に遡り、長崎くんちの始まりは、諏訪神社で二人の遊女が謡曲「小舞」を奉納したことに由来しているとされます。
1979年には、この祭りの奉納踊りが国指定重要無形民俗文化財に認定されました。現在、諏訪神社の秋季大祭は、国内外から高い評価を受けています。
まとめ
記事を以下のようにまとめました。
2024年 長崎くんち 日程・開催場所
2024年の長崎くんちは、10月7日から9日まで開催されます。主な会場は諏訪神社、中央公園、お旅所、八坂神社です。
見どころ
長崎くんちの主要な魅力は、各町からの奉納踊りで、特に「龍踊」や「阿蘭陀万才」などの伝統的な演目が注目されています。屋台では、地元のB級グルメやデザート系のスイーツ、遊戯系のアクティビティも楽しめます。
長崎くんち各会場へのアクセス方法
諏訪神社や八坂神社には路面電車を利用し、中央公園やお旅所へのアクセスにはバスや電車での乗り換えが必要です。具体的なアクセス方法には、特定の電車やバスのルートが含まれています。