今年も札幌雪祭りが予定通り行われるのか気になりますよね。
北海道の冬季の主要イベントである札幌雪祭り。2023年はいくつかの制限があり、規模が小さくなっていましたが、2024年はどうなるのでしょう。
7月26日に公式ウェブサイトで2024年の雪祭りの主要情報が公開されました。つどーむ会場が4年ぶりに再開されるなど、前回よりも大きな規模で開催されるようです。
雪像の設計など、具体的な内容は12月の実行委員会で明らかにされる予定です。
この記事では、2024年の札幌雪祭りに関する確定した情報を主にご案内します。
対象となる方々
・2024年の札幌雪祭りの日程が気になる方
・札幌雪祭りの開催場所を知りたい方
・札幌雪祭りのライトアップ時間が気になる方
2024年第74回札幌雪祭りはいつからいつまで?
2024年第74回札幌雪祭りの日程は、
2024年2月4日(日)~2月11日(日)の8日間
と公式ウェブサイトで公表されました。
昨年も同じく2月4日から2月11日までの8日間で、日程は変わっていません。
札幌雪祭りのおすすめ会場と場所
通常、雪祭りは「大通会場」「すすきの会場」「つどーむ会場」の3つで開催されます。
ただ、2023年は大通とすすきのの2会場でのみ開催され、子どもに人気のつどーむ会場はキャンセルされました。
しかし、2024年はつどーむ会場が再開されると発表されました。これは家族連れにとっては嬉しいニュースです。
大通、すすきの、つどーむの3会場での開催となれば、2024年の雪祭りは前年よりも賑わいそうです。
大通会場
大通会場は、テレビ塔周辺の「大通公園」(大通西1丁目~西11丁目)です。
札幌駅やその周辺からは地下鉄で簡単にアクセスでき、冬でも交通は便利です。
さらに、札幌駅と大通駅は地下道で繋がっているので、時間があれば歩いても移動可能です(距離は約1km)。
大通会場の見どころは、特に大きな雪像です!
流行りの話題やキャラクターがよくテーマにされ、時代を象徴するような雪像が展示されます。
大通会場は大通西1丁目から大通西11丁目まで東西に約1.5km広がっているので、どの地下鉄駅で降りるかは事前に確認しておくといいでしょう。
<大通会場の基本情報>
●住所 〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1丁目~大通西11丁目
●アクセス ・札幌駅から歩いて15分(約1km)
・札幌駅から地下鉄南北線で4分(大人210円・子ども110円)
・新千歳空港からJR・地下鉄で50分(札幌乗り換え・1,320円)
・新千歳空港から空港バスで1時間20分(大通公園下車・1,100円)
●駐車場 なし
●店舗 あり(屋台)
●入場料 無料
●開催時間
●営業時間 2024年2月4日(日)~2024年2月11日(日)
【公園内】
24時間(ライトアップは~22:00まで)
【屋台】
10:00頃~22:00頃
●公式ウェブサイト 札幌雪祭り公式ページ
すすきのエリア
すすきのエリアのは、地下鉄南北線のすすきの駅周辺(南4条西3丁目から南6条西4丁目)です。
近接して地下鉄「すすきの」駅と札幌市電「すすきの」駅があり、アクセスに困ることはありません。大通エリアに比べて規模は小さいですが、美しい氷彫刻が展示されます。
夕方以降は歩行者専用エリアとなり、氷彫刻を近くで鑑賞できるため、夜の方が特におすすめです。
すすきのエリアでは、氷彫刻が主役です!
ネオンライトによって照らされた氷彫刻は、雪彫刻とは異なる美しさを放っています。
<すすきのエリアの基本情報>
●住所 〒064-0805 北海道札幌市中央区南4条西3丁目~南6条西4丁目
●アクセス ・大通から歩いて約10分(650m程度)
・札幌駅から地下鉄南北線で7分(大人210円・子ども110円)
・新千歳空港からJR・地下鉄で55分(札幌で乗り換え・1,360円)
・新千歳空港から空港バスで1時間15分(南3条すすきの停留所・1,100円)
●駐車場 なし
●店舗 なし
●入場料 無料
●開催期間 2024年2月4日(日)~2024年2月11日(日)
【氷彫刻】
24時間(ライトアップは~23:00、最終日は22:00まで)
※歩行者専用時間帯あり
●公式ウェブサイト 札幌雪祭り公式サイト
つどーむエリア
つどーむエリアは、丘珠空港隣接の「つどーむ」施設と、その前の多機能広場が主な会場です。
アクセスは地下鉄東豊線の栄町駅からシャトルバス(5分・100円)が利用でき、5~20分間隔で運行されています。栄町駅から歩いてもアクセス可能です。
多機能広場では、チューブ滑りや雪上ゴルフ、雪遊びなど、冬季のアクティビティが豊富にあります。寒くなったらつどーむ内で温かい食事も可能なので、小さなお子様連れでも安心です。
つどーむエリアには、多くのアトラクションとイベントがあり、家族で楽しめる場所です。
<つどーむエリアの基本情報>
●住所 〒007-0852 北海道札幌市東区栄町885-1
●アクセス ・栄町駅から歩いて約15分(約900m)
・栄町駅からシャトルバスで5分(100円)
・札幌駅から地下鉄東豊線とシャトルバスで約40分(350円)
●駐車場 なし
●店舗 あり(つどーむ内)
●入場料 無料
●開催期間 2024年2月4日(日)~2024年2月11日(日)
9:00~17:00
●公式ウェブサイト 札幌雪祭り公式サイト
さっぽろ雪まつりの楽しみ方
さっぽろ雪まつりは、多様な魅力に満ちたイベントです。ここでは、その魅力を最大限に楽しむためのいくつかのポイントを探ってみましょう。
雪像と氷像の観賞
2024年のさっぽろ雪まつりでは、「ゴールデンカムイ」といった人気アニメのキャラクターやドイツのノイシュバンシュタイン城、そして旧札幌停車場のような歴史的建造物を模した大雪像が目玉になります。札幌市周辺のアーティストや市民による小規模な雪像も展示される予定です。
旧札幌停車場の雪像については、「HTB北海道テレビ」と陸上自衛隊第18普通科連隊が協力して、大通会場8丁目雪のHTB広場で再現する計画です。
また、雪まつりが終わる翌日、ショベルカーを使っての雪像の破壊作業が行われます。早朝からのこの作業は見応えがあり、早起きして現場を訪れる価値があります。
スノーアクティビティ
つどーむ会場では、ファミリー向けのチューブスライダーや氷の滑り台、有料のスノーラフトなど、様々な冬のアクティビティが提供されます。ドーム内にはバウンサーや巨大な滑り台などのアトラクションが設置され、気候に左右されない楽しみ方ができます。
また、大通会場にもスライド付きの雪像やカーリング体験コーナーがあります。
夜間のライトアップ
大通会場とすすきの会場では、それぞれ夜22時と23時まで、雪像と氷像がカラフルな光で照らされます。
これらのライトアップは、昼間の雰囲気とは異なる美しさです。ただし、消灯時間には変更の可能性もあるため、訪れる前に公式サイトで最新の情報を確認することが推奨されます。
さっぽろテレビ塔の展望台からは、大通会場の全景を一望できます。夜間、ライトアップされた会場の輝きを高い場所から眺めるのは、また違った楽しみ方です。
加えて、大通公園では日没と共にプロジェクションマッピングが始まり、雪像に映し出される光のショーは本当に美しいです。
これらのポイントを押さえて、さっぽろ雪まつりの多彩な楽しみ方を体験してみるのもいいですね。
雪祭りでの服装は何が適している?
地元以外から訪れる方は、普段の冬服に加えて、インナーを一枚追加することをおすすめします。さらに、冬用の帽子や厚手の手袋、カイロも必要です。
地元の方は普段の服装で大丈夫ですが、地元以外からの訪問者は、暖房対策をしっかりと行いましょう。
できれば、雪用の靴も準備してください。スニーカーでは滑りやすく、雪で靴下が濡れる可能性があります。
冬の北海道旅行での靴選びは?
北海道は夏にも多くの観光客が訪れますが、冬も人気があります。スキーや流氷、温泉、雪祭りなど、地域特有のイベントが多いです。冬の北海道が好きな方も多いですが、雪が積もるため、靴選びには注意が必要です。
さっぽろ雪まつりの歴史
2024年に74回目を迎えるさっぽろ雪まつりは、長い歴史を盛っています。
最初の開催は1950年のこと
1950年、札幌市内の学生たちが中心となり、当時の雪捨て場であった大通7丁目広場に6つの雪像が作られたのが、さっぽろ雪まつりの始まりです。
この初回は1日だけの開催でしたが、約5万人の来場者を集め、札幌市の人口が31万人だったことを考慮すると、この時点で既に大成功を収めていました。
進化を続ける雪まつり
翌1951年には札幌市の年間イベントとして認定され、1953年の第4回では高さ約15メートルの巨大雪像が登場し、その後もイベントは拡大し続けました。
1955年には自衛隊が雪像制作に参加し始め、1960年には会場が大通西3丁目から9丁目にまで広がり、87基の雪像が制作されました。
国内外からの注目
1961年には本州からの団体客が訪れるようになり、1965年には第二会場として真駒内が加わり、来場者数は約300万人に達しました。
1987年の第38回からは会期が7日間に延長され、1990年代には国際会議やインターネットを通じて、さらに多くの人々に知られるようになりました。
さっぽろ雪まつりの現代
2016年にはつどーむ会場の会期が14日間に、2018年からは大通・すすきの会場の会期が8日間に延長されました。
このように、年々拡大し続けるさっぽろ雪まつりは、今やカナダのケベック・ウィンター・カーニバルや中国のハルビン氷祭りと肩を並べる、世界三大雪祭りの一つとして称されています。こ
札幌雪祭りについてのよくある質問と回答
札幌雪祭り2024の開催日は?
2024年の札幌雪祭りは、2月4日(日)から2月11日(日)までの8日間開催されます。
札幌雪祭りはいつ始まるのですか?
通常、札幌雪祭りは2月の初旬に開かれますが、2024年は2月4日(日)からスタートします。
2024年の札幌雪祭りの開催場所は?
2024年の札幌雪祭りは、大通りエリア、すすきのエリア、つどーむエリアの3つの場所で行われます。
札幌雪祭り2024の料金は?
札幌雪祭りは、すべてのエリアで入場が無料です。
札幌雪祭りは何年目ですか?
札幌雪祭りは、1950年から始まり、2024年で74年目となります。
札幌雪祭りは何回開催されていますか?
2024年で74回目の開催となる札幌雪祭りです。
札幌雪祭りのライトアップ時間は?
ライトアップは、大通エリアでは22時まで、すすきのエリアでは23時まで(最終日は22時まで)となっています。
昼間の雪祭りも素晴らしいですが、夜になると環境がガラリと変わり、イルミネーションが夜空を美しく彩ります。
特にすすきのエリアの氷彫刻は、昼間よりも一層美しいです。
寒い北海道の夜には、暖房対策が必要です。帽子、手袋、カイロは欠かせません!
札幌市内での宿泊が高額!他のホテルをさがすには
ライトアップは、ゆっくりとみたいもの。そのためにはホテルを近隣に撮っていたほうがいいですね。
でも、札幌市内で高額になるので、少し離れた、それでもアクセスしやすい近隣の場所にホテルをとるのがいいですね。
JRでアクセスが便利な千歳市や岩見沢市のホテルがおすすめです。
雪祭りに参加するためには、宿泊施設の確保が必要です。特に札幌市内のホテルは、この時期は高額になることが多く、一人当たり2万円程度は普通です。
もし余裕があれば、千歳市や岩見沢市も選択肢に加えてみてください。交通費を考慮しても、こちらの方が経済的な場合もあります。
千歳市の宿泊施設
千歳ステーションホテルは、JR千歳駅と直結しているので、外に出ることなく駅にアクセスできます。JRイン千歳は千歳駅東口がすぐ近くで、非常に便利です。
千歳駅から札幌駅までの所要時間は、快速エアポートで約35分(970円)です。
岩見沢市の宿泊施設
岩見沢ホテル4条は岩見沢駅から徒歩5分、岩見沢ホテル5条は徒歩7分と、どちらも立地が良いです。ただし、雪が多い地域なので、雪道には注意が必要です。
岩見沢駅から札幌駅までは、特急で約25分(特急料金込で2,130円)です。
まとめ 札幌雪まつり2024の日程はいつからいつまで おすすめ会場やライトアップの時間は
この記事では、2024年の札幌雪祭りに関する基本情報、開催日、場所、ライトアップの時間などを主に紹介しました。
2024年の札幌雪祭りは2月4日(日)から2月11日(日)までの8日間です。
大通り、すすきの、つどーむの3つのエリアで開催される予定です。
イルミネーションは、大通りエリアが22時まで、すすきのエリアが23時までです。
北海道の冬季の主要なイベントである札幌雪祭り。2024年は、これまでよりもさらに規模が大きくなる見込みです。多くの屋台が出店する予定なので、楽しみです。