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焚き火を夜放置してはいけない理由 片付け方

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焚き火をするためにキャンプをする,と言う人もいるくらい焚き火は人気があります。

火が燃えている様子をじっと見つめているだけで,人間のこころは癒されますね。
いつまでもそうしていたいものです。

焚き火は準備も日をつけるのもそれなりに手間がかかります。
なので、翌日に使うために,出来れば片付けたくないもの。夜通し放置しておきたいと思う人もいるのではないでしょうか。

しかし,焚き火を夜に放置したままにしていてはいけない理由がたくさんあります。

この記事では,なぜ,焚き火を放置していてはいけないのか、また、安全で効率的な片付け方について解説します。

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寝る前に焚き火を奉仕したまま寝てはいけない理由

景観を著しく損なう

焚き火を行った後放置しておくと,景観を大きく損ないます。

焚き逃げ(焚き火の後片付けをせずにそのまま放置すること)で、焦げた芝生や放置された炭などが残ると、景観を悪化させます。

ちなみに「焚き逃げ」という言葉は、このサイトで使われていました。

焚き逃げをしてはいけない理由について – ソロキャンプ ー日本単独野営協会 公式サイト ー

自然を愛してキャンプに来る人々にとっては見ていて気持ちの良いものではないですよね。

また、炭は自然には分解されず、永遠にゴミとしてその場に残るため、その場所の景観を長期間にわたって損なうことになります。

焚き火は適切に消し、後片付けを行うことが大事です。

火災や火傷の危険性がある

焚き火は、当然だが火災や火傷の原因となります。

例えば,焚き火台に水を直接かけると、高温の水蒸気や煙が大量に発生し、大火傷したり、急な温度変化により焚き火台が変形したりする可能性もあります。

焚き火が原因での火事や火傷被害もよく報告されていますよね。

特に、キャンプでの焚き火や調理中に発生しやすい「着衣着火」は、その危険性が指摘されています。

基本的に直火はNG

直火とは、地面に直接焚き火を作ることを指します。

キャンプ場では基本的に直火は禁止されています。その理由は、地面を熱でいためてしまうからです。

地面に直接可燃物を置き、火をつけることで、地面を傷つけたり、火災の原因となる可能性があります。

そのため、キャンプ場では禁止されていることが多いんです。

キャンプ場以外の場所でも、直火で焚き火を行う行為は基本的にはNGとされています。

炭は分解されずそこにあり続けるのでゴミの不法投棄と同じ

焚き火をして残った炭は、自然には分解されず、そのままの形で残ります。

これは、炭が空気の少ない環境で、蒸し焼きにして作られ、ほとんどが炭素になるためです。

そのため、炭をそのまま放置すると、それはゴミの不法投棄と同じとなります。

また、土の中の微生物は炭を分解できないので、炭を土に埋めて自然に還すことも難しいです。

焚き逃げが焚き逃げを呼んでしまう

焚き逃げとは、最初に述べたようにm焚き火をした後に片付けをせず、焚き火で使用した木や炭、石で作ったかまど等をそのまま放置(もしくは埋める)することを指します。

埋めればいいだろうと思って埋める人もいそうですが、それもだめなんです。

他のキャンパーや訪れる人々にへのマナー違反であり、不法投棄でもある「焚き逃げ」は、他の人々にも滝逃げをさせてしまうことになります。

他の人々が焚き逃げを見て、それが許されているんだと誤解することがあるからです。

そういう意味からも、焚き火の放置は絶対に避け、焚き火の後は必ず適切な後始末をしなければならないんです。

キャンプやBBQが禁止になってしまうことも

焚き火が不適切に行われると、それがキャンプ場や公共の場所でのキャンプやBBQの禁止につながることがあります。

焚き火の放置や、直火での焚き火などは、地面や植生を痛めたり火災の原因となることがあるため、これらが繰り返されると、キャンプ場や公共の場所でのキャンプやBBQが禁止されかねません。

積まれた石を放置するのは車にも人にも危険

焚き火の際に使用した石をそのまま放置すると、車や人々に対して危険を及ぼすことがあります。

放置された石が車の進行を妨げたり、人々が転倒する原因となるからです。

また、石を積んで作ったかまど等は、見た目には分かりにくいため、夜間などには特に危険です。

灰は川や湖に流れその地域に生息する動植物に悪影響を及ぼす

焚き火の後に残る灰が川や湖に流れ込むと、その地域に生息する動植物に悪影響を及ぼすことがあります。

灰は少量であれば土の肥料としても使われるものですが、大量になると問題です。焚き火の灰が川や湖に流れ込むと、水質を悪化させたり、水生生物の生息環境を破壊する可能性があります。

盗難防止のため

キャンプや焚き火の際に使用する道具は、盗難の対象となる可能性があります。

特に、焚き火台やランタンなどの高価なアイテムは、盗難被害に遭いやすいとされています。

そのため、焚き火の後は使用した道具を適切に片付け、盗難防止に努めることが重要です。

焚き火の安全な消し方

次に、焚き火の安全な消し方について解説します。

焚き火台

焚き火台は、地面から離れた場所で焚き火を行うための道具です。
焚き火台を使用すると、地面を傷つけることなく、安全に焚き火を楽しむことができます。

また、焚き火台は火をコントロールしやすいため、料理をする際にも便利です。

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  1. 火が完全に消えていることを確認する: 焚き火台を使用した場合でも、火が完全に消えていることを確認することが重要です。火種が残っていると危険なので、確認は必須です。
  2. 炭を持ち帰る: 焚き火台で燃やした炭は、完全に冷えてから鉄のバケツや缶などに入れて持ち帰ります。また、灰も含めてしっかりと持ち帰ることが必要です。
    その場所に埋めるなど、おいたまま帰ってきてはいけません。
  3. 焚き火台を拭く: 焚き火台は、硬く絞った雑巾などでさっと拭いて持ち帰ります。熱い状態で水をかけたりすると焚き火台が変形する原因にもなるので、それは避けるべきです。

この動画は、キャンプでのたき火の片づけ方についての詳しく解説しています。以下にその要点をまとめます

  1. たき火の片づけ方法
    たき火をした後の片づけには、火消し壷やアルミホイルが便利です。
    火消し壷を使用する場合、火を消し壷に入れて蓋を閉めると、酸素が遮断されて火が自然に消えます。
    アルミホイルを使用する場合、アルミホイルを二重にして火を包み、水をかけて完全に鎮火させます。そ
    の後、火が完全に冷めるまで待ち、地域のゴミ処理ルールに従って廃棄します。
  2. 炭の処理
    炭は自然に分解されないため、炭と灰は分けて処理します
    炭はゴミとして持ち帰り、灰は地域のゴミ処理ルールに従って処理します。
  3. キャンプ場の保全
    キャンプ場を使用した後は、自分が使用した場所をきれいにすることが大事。
    ゴミは持ち帰り、たき火の跡は適切に処理します。これは、自然環境を保護し、次にキャンプを楽しむ人々にとっても良い環境を維持するためです。
  4. 自然環境の保全
    自然環境を保全することは、次世代に良い環境を残すために重要です。キャンプを楽しむ人々は、自分たちが使用した場所をきれいに保つ責任があります。

  1. 焚き火の片づけ方法:焚き火の片づけには、火消し壷やアルミホイルが便利です。火消し壷を使用する場合、火を消し壷に入れて蓋を閉めると、酸素が遮断されて火が自然に消えます。アルミホイルを使用する場合、アルミホイルに火を包み、水をかけて完全に鎮火させます。その後、火が完全に冷めるまで待ち、地域のゴミ処理ルールに従って廃棄します。
  2. 焚き火の注意点:焚き火をする際には、火力を調整し、火が大きすぎないように注意することが重要です。また、焚き火台を使用する場合は、下に防炎シートやアルミホイルを敷くことで、地面への熱の影響を防ぐことができます。

直火

直火は、地面の上に直接薪を置き、焚き火を行うことです。
この方法では、石を並べてかまどを作り、その中に薪を置いて火をおこします。

直火の魅力は、その原始的な感じと、大きな火を楽しむことができる点にあります。
しかし、直火は地面を傷つけたり、火災の原因となる可能性があるため、キャンプ場や自然公園などでは直火が禁止されていることが多いです。

禁止されているところでは絶対にしないようにしましょう。

直火で焚き火を行った場合の片付け方法

  1. 火が完全に消えていることを確認する
    直火で焚き火を行った場合でも、火が完全に消えていることを確認することが重要です。
  2. 周辺の石を冷やす
    直火で焚き火を行った場合、石を積み上げてかまどを作ることが多いです。
    その場合、必ず周辺の石も水で十分に冷やすことを忘れないでください。
  3. 石を元の位置に戻す
    焚き火の後、黒く変色してしまった石は、黒い面を下にして、周囲にバラして見えないようにします。
    次にサイトを使う人から見て「ここで焚き火したんだな」とわかる状態にしてその場を去るのは避けるべきですね。

この動画では、直火のやり方から片付けの仕方まで詳しく解説してくれています。

  1. 直火の作り方
    直火を作る際には、まず地面を少し掘り、その上に石を並べてかまどを作ります。
    火を燃やすための木材は、白樺の木などが良いとされています。
    火を燃やす際には、風向きを考慮し、風防を設けることが重要です。
  2. 直火の片づけ方
    直火を片づける際には、まず火が完全に消えて冷めるのを待ちます。
    その後、残った炭や灰を適切な場所に持っていき、処理します。
    炭は自然に分解されないため、必ず持ち帰る必要があります。
    最後に、掘った地面を元に戻し、次に使用する人のためにきれいにします。

まずは、消火の2時間くらい前から巻を追加せず、燃やし尽くすようにします。

  1. 冷却:まず、灰が完全に冷えていることを確認します。灰は熱を長時間保持する性質があるため、表面が冷たく感じても中にはまだ熱が残っている可能性があります。そのため、灰を触る前には十分な時間を置いて冷却させることが重要です。
  2. 集める:灰はスコップや専用の道具を使って集めます。この際、灰が飛び散らないように注意しながら行います。
  3. 適切な容器に入れる:集めた灰は金属製の容器や耐熱性のある袋など、火に強い容器に入れます。プラスチック製の容器や袋には入れないように注意します。
  4. 処分:灰は一般的には不燃ごみとして処分されますが、地域によっては灰専用の処分方法が指定されている場合もあります。そのため、灰の処分方法については、キャンプ場の管理者や地元の自治体に確認することが重要です。
  5. 自然への配慮:灰を自然に戻す(例えば、土に混ぜるなど)場合は、その影響を十分に考慮する必要があります。灰が水質を変化させ

以上の手順を踏むことで、焚き火は安全に消火することができます。ただし、焚き火の消火は十分な注意が必要であり、特に火の取り扱いには最大限の注意を払ってください。

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