2026年の長崎くんちは、10月7日(水)から9日(金)までの3日間です(長崎県警察 長崎くんちに伴う交通規制のお知らせ)。
7日の朝には、諏訪神社の最後をかざる筑後町の龍踊の動画を、長崎市が投稿しています(長崎市役所総合公式のXの投稿、諏訪神社くんち踊馬場さじき運営委員会)。
「え、もう始まってるの?」
「今からでも見られる?」
そう思った人もいますよね。
大丈夫です。
最終日の9日(金)は、朝7時からお旅所、朝8時20分から諏訪神社で奉納踊りがあります。
午後1時には、神輿が諏訪神社へ帰る「お上り」もあります。
席がなくても、まちなかの「庭先回り」なら、道ばたで見られますよ。
この記事では、残りの日程と時間、4つの会場、見どころ、行き方をまとめました。
これから長崎くんちを見に行く人は、出かける前に読んでおいてください。
この記事のポイントは以下の4点です。
- 2026年は10月7日(水)から9日(金)まで。9日は朝7時からお旅所、8時20分から諏訪神社
- 会場は諏訪神社、お旅所、八坂神社、中央公園の4か所
- 諏訪神社の9日のS席とA席は売り切れ。当日売りの立見席や、まちなかの庭先回りなら見られる
- 会場へは路面電車で。運賃は大人150円、一日乗車券は600円
長崎くんち2026の日程と開催場所、見どころ
- 長崎くんち2026の日程と時間
- 長崎くんち2026の最終日、9日の時間
- 長崎くんち2026の踊町と演し物
- 長崎くんちの見どころ、龍踊とコッコデショ
- 長崎くんちの開催場所、4つの踊場
- 長崎くんち2026の観覧席と料金、今から買える?
- 長崎くんちを席なしで見るなら庭先回り
- 長崎くんちの屋台
- 長崎くんちの歴史
長崎くんち2026の日程と時間

長崎くんちは、長崎の氏神「諏訪神社」の秋のお祭りです。
毎年10月7日から3日間、町をあげて行われます(長崎伝統芸能振興会)。
3日間には、それぞれ名前があります。
1日目の7日が「前日(まえび)」、2日目の8日が「中日(なかび)」、3日目の9日が「後日(あとび)」です(長崎市 「いつ」「どこで」見ることができるの?)。
奉納踊りは、日ごとにこの順で回ります。
7日(水):諏訪神社→中央公園→お旅所。お昼すぎに「お下り」と「傘鉾パレード」(終わりました)
8日(木):八坂神社→中央公園(朝の分は終わりました)
9日(金):お旅所→諏訪神社。お昼すぎに「お上り」
会場ごとの始まる時間は、こうなっています(長崎伝統芸能振興会 観覧券のご案内)。
諏訪神社:7日の7時と16時(終わりました)、9日の8時20分
お旅所:7日の9時10分(終わりました)、9日の7時
八坂神社:8日の7時(終わりました)
中央公園:7日の8時10分(招待のみ)と17時10分、8日の8時(どれも終わりました)
1つの町の踊りは30分。
6つの町で、ひとまわり3時間です。
3日間とも、奉納のあとは、町なかで「庭先回り」が続きます(長崎伝統芸能振興会 行事一覧)。
雨や荒れた天気のときは、日にちや時間が変わることがあります(中央公園くんち観覧券の販売について)。
出かける前に、公式サイトを一度見ておくと安心です。
長崎くんち2026の最終日、9日の時間

今から見に行くなら、いちばん大事なのは最終日の9日(金)です。
朝いちばんは、お旅所です(お旅所さじき運営委員会)。
7時に元船町、7時30分に今籠町、8時に油屋町。
8時30分に筑後町、9時に上町、9時30分に鍛冶屋町です。
お旅所で踊り終えた町から順に、諏訪神社へ移ります(諏訪神社くんち踊馬場さじき運営委員会)。
8時20分に元船町、8時50分に今籠町、9時20分に油屋町。
9時50分に筑後町、10時20分に上町、10時50分に鍛冶屋町です。
この時間は、決まりしだい更新するとされている予定です。
天気などで変わることもあります。
そして午後1時からは「お上り」です。
お旅所の仮宮から、3つの神輿が諏訪神社へ帰ります。
県庁坂や諏訪神社の石段を、一気に駆け上がります。
迫力があって、くんちの最後をかざります(長崎伝統芸能振興会 行事一覧)。
見るなら9日の午前中から午後1時ごろまでが勝負ですね。
長崎くんち2026の踊町と演し物

今年、踊りを奉納する町(踊町)は、この6つです(長崎伝統芸能振興会 踊町と演し物)。
今籠町:傘鉾・本踊
油屋町:傘鉾・川船
元船町:傘鉾・唐船祭
上町:傘鉾・上町コッコデショ
鍛冶屋町:傘鉾・七福神寳船
筑後町:傘鉾・龍踊
どの町も、先頭は「傘鉾」です。
町のしるしで、プラカードの役目をする飾りです。
重さは130〜150kgほどあり、これを1人でかつぎます(長崎伝統芸能振興会 ミニ辞典)。
傘鉾が回るときは、「フトーマワレ」と声がかかります。
長崎では大きいことを「太い」と言うので、「大きく回れ」という意味なんですよ。
踊町は、毎年変わります。
公式サイトには令和14年までの踊町がのっていて、今年の6つの町はそこに入っていません(長崎伝統芸能振興会 踊町と演し物)。
今年の演し物は、しばらく見られないということですね。
長崎くんちの見どころ、龍踊とコッコデショ

いちばん有名なのは、龍踊(じゃおどり)です。
今年は筑後町が出します。
7日の朝の諏訪神社では、筑後町が最後の出番でした(諏訪神社くんち踊馬場さじき運営委員会)。
長崎市は、その龍が空を舞う動画を投稿しています(長崎市役所総合公式のXの投稿)。
ラッパの音に合わせて、月をかたどった玉を龍が追いかけます。
去年(2025年)は、諏訪町が龍踊を出しました。
諏訪神社の使いの白蛇にちなんだ「白龍」も出ました。
龍の動きを止めずに、玉を持つ人と龍をかつぐ人が一斉に入れ替わる「棒交代」という大技もあります(長崎市役所総合公式のXの投稿)。

もうひとつの見ものは、上町の「コッコデショ」です。
太鼓山を大勢でかつぐ演し物です。
今年の太鼓山は新しく作り直したもので、重さは約1トンあります(長崎市役所総合公式のXの投稿)。
空に放り上げて、手拍子のあと片手で受け止める離れ業もあります(長崎伝統芸能振興会 ミニ辞典)。
演し物が踊場から出ていくと、見ている人は「モッテコーイ、モッテコイ」と声をかけます。
もう一度見たい、というアンコールの合図です。
長崎くんちの開催場所、4つの踊場

奉納踊りを見る場所(踊場)は、4か所あります(長崎伝統芸能振興会 どこで観られる?)。
諏訪神社:長崎市上西山町18-15。くんちの本場で、熱心なファンに人気の場所です。
お旅所:長崎市元船町17番地。長崎港に面した平らな場所で、まわりに露店がたくさん並びます。
八坂神社:長崎市鍛冶屋町8-53。地元では「ぎおんさん」と呼ばれています。踊場と席が近く、迫力があります。
中央公園くんち観覧場:長崎市賑町5-100。町の中心の近くで、ベンチに座ってゆっくり見られる場所です。今年の奉納は8日で終わりました。
長崎くんち2026の観覧席と料金、今から買える?

有料の席は、会場ごとに売っているところがちがいます(長崎伝統芸能振興会 観覧券のご案内)。
2026年の値段は、こうでした。
諏訪神社:4人がけの桝席がS席36,000円、A席30,000円、B席24,000円、C席18,000円
お旅所:4人がけの桝席がS席24,000円、A席22,000円、B席20,000円
八坂神社:4人がけの桝席がS席30,000円、A席28,000円、B席26,000円
中央公園:1人ずつ買えて、砂かぶり椅子席7,000円、スタンドS席6,500円、スタンドA席4,500円(今年は8日で終わりました)
9日に奉納があるのは、お旅所と諏訪神社です。
諏訪神社は、9日のS席とA席が売り切れです。
B席とC席は「電話で問い合わせて」となっています(諏訪神社くんち踊馬場さじき運営委員会)。
今から見るなら、諏訪神社の立見席がねらい目です。
1人1,500円で、当日に売り出されます(長崎伝統芸能振興会 観覧券のご案内)。
諏訪神社の正面の長坂は無料の席です。
ただ、前もって申し込んで抽選に当たった人の整理券がいるので、今から申し込むことはできません。
今年から、席では帽子をかぶってもよくなりました。
ただし、つばの広い帽子と傘はだめです。
靴を入れる袋は配られないので、自分で持っていきましょう(諏訪神社くんち踊馬場さじき運営委員会)。
長崎くんちを席なしで見るなら庭先回り

席が取れなくても、がっかりしないでください。
庭先回りなら、町なかの道ばたで見られます。
庭先回りでは、踊町が町の中心のお店や会社、役所、家などを回ります。
そこで、短い踊りやお囃子を見せます。
福をおすそ分けして、お祝いするという意味があります(長崎伝統芸能振興会 どこで観られる?)。
去年は、学校に白龍が来て、居合わせた生徒たちが大喜びだったそうです(長崎女子商業高等学校のXの投稿)。
どこを回るかは、「庭先回りMAP」でわかります。
公式サイトにPDFがあります。
長崎駅の中の観光案内所や、長崎新地バスターミナルなどでも配っています(長崎伝統芸能振興会 庭先回りMAP・スケジュール)。
いま演し物がどこにいるかは、「長崎くんちナビ」で1分ごとにわかります(長崎伝統芸能振興会 長崎くんちナビ)。
お目当ての町を追いかけるときに便利ですよ。
長崎くんちの屋台

屋台を楽しむなら、お旅所のまわりです。
長崎港に面した広い場所で、まわりにたくさんの露店が並びます(長崎伝統芸能振興会 どこで観られる?)。
お祭りの空気をいちばん味わえる、にぎやかな場所です。
今年は、始まる前の日から屋台の準備が進んでいたそうです(田口さんのXの投稿)。
並ぶのは、焼きそばやたこ焼きなどのおなじみの屋台です(SINO改めシノさんのXの投稿)。
2024年のくんちでは、いつも人気の梅ケ枝餅の露店に行列ができていたそうです(ANNaさんのXの投稿)。

2023年には、娘さんがくんちの露店でりんご飴をたくさん買ってきた、という投稿もありました(北野トマレさんのXの投稿)。

諏訪神社のさじき席には、売店もあります。
おにぎりやお弁当、飲み物も売っています(諏訪神社くんち踊馬場さじき運営委員会)。
長崎くんちの歴史

長崎くんちは、寛永11年(1634年)から続くお祭りです(長崎伝統芸能振興会)。
始まりは、二人の遊女が諏訪神社の神前で謡曲「小舞」を奉納したことだと言われています。
二人の名前は、高尾と音羽です(お旅所さじき運営委員会)。
奉納踊りには、外国の風をとり入れたものがたくさんあります。
昭和54年には、国の重要無形民俗文化財になりました(長崎伝統芸能振興会)。
お旅所は、諏訪神社から下りてきた神様が、7日と8日の2日間とどまる仮のお宮です(お旅所さじき運営委員会)。
長崎くんち2026の各会場へのアクセスと駐車場
- 長崎くんちへは路面電車で、運賃と一日乗車券
- 長崎くんちの諏訪神社へ、長崎駅からの行き方
- 長崎くんちのお旅所へ、長崎駅からの行き方
- 長崎くんちの八坂神社へ、長崎駅からの行き方
- 長崎くんちの中央公園へ、長崎駅からの行き方
- 長崎くんちの交通規制
- 長崎くんちの駐車場
長崎くんちへは路面電車で、運賃と一日乗車券
いちばん楽なのは、路面電車です。
運賃は、どこまで乗っても大人150円、小学生80円です(長崎電気軌道 運賃のご案内)。
会場をいくつか回るなら、一日乗車券が便利です。
大人600円、小学生300円で、1日乗り放題になります。
電車の中では売っていないので、観光案内所などで先に買っておきましょう(長崎電気軌道 電車一日乗車券)。

今は、3つの系統が走っています(長崎電気軌道 路線・時刻)。
1号系統は赤迫から崇福寺。
3号系統は赤迫から蛍茶屋。
5号系統は蛍茶屋から石橋です。
4号系統は、当面のあいだ休んでいます。
長崎くんちの諏訪神社へ、長崎駅からの行き方

長崎駅前の電停から、3号系統の蛍茶屋行きに乗ります。
桜町、市役所を通って、「諏訪神社」の電停で降ります(長崎くんち 交通アクセス図、長崎電気軌道 主要観光地 最寄停留場)。
乗りかえなしで行けるので、迷いにくいですよ。
長崎くんちのお旅所へ、長崎駅からの行き方

お旅所は、大波止にあります(長崎市 「いつ」「どこで」見ることができるの?)。
長崎駅前の電停から1号系統の崇福寺行きに乗り、五島町の次の「大波止」で降ります(長崎くんち 交通アクセス図、長崎電気軌道 路線・時刻)。
お旅所には専用の駐車場がありません。
当日はとても混むので、バスや路面電車で来てほしいと案内されています(お旅所さじき運営委員会 アクセス)。
神様がお旅所にいるあいだは、24時間お参りできるそうです(うしごめさんのXの投稿)。
長崎くんちの八坂神社へ、長崎駅からの行き方

1号系統の崇福寺行きに、終点の「崇福寺」まで乗ります(長崎電気軌道 路線・時刻)。
崇福寺の電停から、歩いて3分です(八坂神社さじき運営委員会)。
八坂神社の奉納は、8日の朝だけでした(長崎伝統芸能振興会 観覧券のご案内)。
長崎くんちの中央公園へ、長崎駅からの行き方

中央公園へは、1号系統の崇福寺行きで「新地中華街」まで行きます。
そこで蛍茶屋行きに乗りかえて、「めがね橋」で降ります。
めがね橋の電停から、歩いて2分です(ながさき旅ネット)。
中央公園の奉納は、7日と8日だけでした(長崎伝統芸能振興会 観覧券のご案内)。
長崎くんちの交通規制

くんちの3日間は、大がかりな交通規制があります。
場所は、長崎市の中心部や、諏訪神社、八坂神社のまわりです(長崎県警察 長崎くんちに伴う交通規制のお知らせ)。
お上りの時間帯は、お旅所のまわりも規制があります(お旅所さじき運営委員会 アクセス)。
規制の地図は、県警のページのPDFで見られます。
長崎くんちの駐車場

お旅所と八坂神社には、当日使える駐車場がありません(お旅所さじき運営委員会 アクセス、八坂神社さじき運営委員会)。
お旅所は、バスや路面電車で来るように呼びかけています。
八坂神社は、公共の乗り物か、近くの駐車場を使うように呼びかけています。
どうしても車で行くなら、駐車場を前もって予約しておくと安心です。
akippa
なら、会社の月決めの駐車場や家の駐車場を、前もって予約できます。
着いてから駐車場を探さなくていいので、気持ちが楽ですよ。
車を止めたら、あとは路面電車で回るのがおすすめです。
まとめ

長崎くんち2026の日程と開催場所、見どころをおさらいしましょう。
長崎くんち2026の日程と時間は、10月7日(水)から9日(金)まで。会場ごとに始まる時間がちがいます。
長崎くんち2026の最終日、9日の時間は、朝7時からお旅所、8時20分から諏訪神社、午後1時からお上りです。
長崎くんち2026の踊町と演し物は、今籠町、油屋町、元船町、上町、鍛冶屋町、筑後町の6つです。
長崎くんちの見どころ、龍踊とコッコデショは、今年は筑後町と上町が出します。
長崎くんちの開催場所、4つの踊場は、諏訪神社、お旅所、八坂神社、中央公園です。
長崎くんち2026の観覧席と料金は、諏訪神社の9日のS席とA席が売り切れ。立見席なら当日1,500円で買えます。
長崎くんちを席なしで見るなら庭先回り。長崎くんちナビで演し物の今いる場所がわかります。
長崎くんちの屋台は、お旅所のまわりにたくさん並びます。
長崎くんちの歴史は、寛永11年(1634年)から続いています。
長崎くんち2026の各会場へのアクセスと駐車場も、おさらいです。
長崎くんちへは路面電車で。運賃と一日乗車券は、大人150円と600円です。
長崎くんちの諏訪神社へ、長崎駅からの行き方は、3号系統で乗りかえなしです。
長崎くんちのお旅所へ、長崎駅からの行き方は、1号系統で大波止まで。
長崎くんちの八坂神社へ、長崎駅からの行き方は、1号系統の終点の崇福寺から歩いて3分です。
長崎くんちの中央公園へ、長崎駅からの行き方は、新地中華街で乗りかえて、めがね橋から歩いて2分です。
長崎くんちの交通規制は、町の中心と神社のまわりで3日間あります。
長崎くんちの駐車場は、お旅所にも八坂神社にもないので、電車で行くのがいちばんです。
最終日の9日は、「モッテコーイ」の声をかけに出かけてみてくださいね。

