幸先詣(さいさきもうで)は、年内のうちに新年のお札や縁起物を受ける、ひと足早い初詣です。
期間は神社ごとにちがいますが、早いところは12月1日から、多くは12月31日までです。
「初詣は混むから行きたくない」
「でも、新しいお札はお正月の前に用意したい」
そんな人にぴったりなのが幸先詣です。
三が日の人混みをさけて、ゆっくりお参りできます。
この記事では、幸先詣の意味や読み方、始まり、東京・関東・広島などの神社の期間をまとめました。
この記事のポイントは以下の4点です。
- 幸先詣は「さいさきもうで」と読み、年内に新年のお札や縁起物を受けるお参り
- 2020年に福岡県神社庁が呼びかけ、またたく間に全国に広がった
- 期間は神社ごとにちがい、2025年は12月1日、13日、20日などから始まり、多くは12月31日まで
- 寒川神社のように、年末でも混む神社がある
幸先詣とは?意味と読み方、いつから始まった?
- 幸先詣とは?読み方は「さいさきもうで」
- 幸先詣の意味は「幸先よく新年を迎える」
- 幸先詣はいつから始まった?2020年に福岡県神社庁が呼びかけ
- 幸先詣のご利益は初詣と変わる?
- 幸先詣で受けられるもの、お札と縁起物
幸先詣とは?読み方は「さいさきもうで」

幸先詣は「さいさきもうで」と読みます。
「幸先詣で」と書くこともあります。
年末の比較的すいている時期にお参りして、新年のお札やお守り、縁起物を受けることです(福岡県神社庁 幸先詣とは)。
埼玉の川越八幡宮も、幸先詣をこう説明しています。
幸先よく新年を迎えるために、年内に新年のお札やお守り、縁起物を受けるお参りです。
混み合う時期をさけたい人におすすめとのことです(川越八幡宮のXの投稿)。
幸先詣の意味は「幸先よく新年を迎える」

「幸先(さいさき)」は、よいことが起こる前ぶれのことです。
「幸先がいい」のように使いますね(コトバンク 幸先)。
つまり幸先詣は、幸先のいい新年を迎えるためのお参りです。
年末には「よいお年を」とあいさつし合いますよね。
お正月の準備を12月のうちにすませて、幸先のいい新年を願う。
そんな昔からの気持ちにも合っていたんです(福岡県神社庁 幸先詣とは)。
相模原の氷川神社では、馬の絵の入った幸先詣の御朱印をいただけました(shinobu5417さんのXの投稿)。
幸先詣はいつから始まった?2020年に福岡県神社庁が呼びかけ

幸先詣を始めたのは、福岡県神社庁です。
新型コロナがはやっていた2021年の初詣では、例年のように人が集まると、混雑がさけられないと考えられました。
そこで神社庁の役員会で対策を考え、年末からのお参りを「幸先詣」と名づけて呼びかけたんです。
2020年10月20日には、神社庁の庁長と副庁長が福岡県庁へ行きました。
お参りの日を分けることと、身近な神社へのお参りについて、知事に協力をお願いしたんです。
この新しいお参りの形は、全国のテレビや新聞に取り上げられました。
そして、またたく間に全国に広がりました(福岡県神社庁 幸先詣とは)。
幸先詣のご利益は初詣と変わる?

年内のお参りだと、ご利益が減るのでは、と気になりますよね。
2021年の年末、兵庫県の西宮神社は、12月1日から初詣の年内参拝を受け付けていました。
神社の方は「御利益は変わらず、縁起も良い。早めの参拝を」と呼びかけています(神戸新聞NEXT 密避け福もらえる「幸先詣」がおススメ)。
年内にお参りしても、損をすることはなさそうです。
幸先詣で受けられるもの、お札と縁起物

幸先詣では、新年のお札やお守り、破魔矢や熊手などの縁起物を受けられます。
長野県上田市の眞田神社は、12月31日までを幸先詣の期間として、破魔矢や熊手などの縁起物を授けていました(眞田神社のXの投稿)。
広島市の空鞘稲生神社では、伊勢の神宮から毎年配られる神宮大麻や、干支のお守り、縁起物を用意していました(空鞘稲生神社 幸先詣)。
年内に新しいお札を受けて神棚を整えておけば、すっきりした気持ちで新年を迎えられます。
神社によっては、幸先詣だけの御朱印や祈願もありますよ。
幸先詣はいつからいつまで?東京・関東・広島の神社の期間
- 幸先詣はいつから?早い神社は12月1日から
- 幸先詣はいつまで?多くは12月31日まで
- 幸先詣 東京の神社は12月1日や13日から
- 幸先詣 関東の神社、水戸・座間・下野
- 幸先詣 寒川神社は年末でも混む
- 幸先詣 伊勢神宮のお札は近くの神社でも受けられる
- 幸先詣 広島の神社は12月13日から
- 2026年の幸先詣はいつから?11月の終わりからお知らせを見よう
- 幸先詣のまとめ
幸先詣はいつから?早い神社は12月1日から

幸先詣の始まる日は、神社ごとにちがいます。
全国で決まった日はありません。
2025年は、こんな日から始まりました。
茨城県水戸市の吉田神社は、12月1日からです(吉田神社 幸先詣・新年初詣のご案内)。
埼玉県所沢市の北野天神社も、12月1日からでした(所沢のニュースのXの投稿)。
静岡県磐田市の見付天神は、12月16日からでした(見付天神 幸先詣はじまります)。
12月1日、12月13日の「正月事始め」、12月20日ごろが、始まる日の目安になりそうです。
ただし見付天神のように、お正月の1月1日からしか出さない授与品がある神社もあります(見付天神 幸先詣はじまります)。
幸先詣はいつまで?多くは12月31日まで

幸先詣は、年内にするお参りです。
なので、多くの神社は12月31日までです。
眞田神社も、高尾神社も、阿佐ヶ谷神明宮も、12月31日までとしていました(眞田神社のXの投稿、高尾神社 幸先詣のご案内、阿佐ヶ谷神明宮 幸先詣のおしらせ)。
12月の終わりになると、お正月の準備で忙しくなります。
年末ぎりぎりをさけると、ゆっくりお参りしやすそうです。
混雑をさけて、12月30日に娘さんに着物を着せて幸先詣へ行った人もいました(komegasuki1022さんのXの投稿)。
幸先詣 東京の神社は12月1日や13日から

東京でも、幸先詣をする神社があります。
杉並区の阿佐ヶ谷神明宮は、12月13日の「正月事始め」から幸先詣の御祈祷を受け付けています。
お正月の授与品の一部も、この日から出ます。
幸先詣は12月13日から12月31日までと案内しています(阿佐ヶ谷神明宮 幸先詣のおしらせ)。
大田区の磐井神社では、2025年は12月1日から幸先詣の御朱印が始まり、かわいいお守りも付いていたそうです(r_gosyuingreen5さんのXの投稿)。
千代田区の神田明神に幸先詣で行った人もいます。
2025年の巳年は蛇窪神社がとても混んだので、来年は神田明神が混みそうだと考えたそうです(megumin0807さんのXの投稿)。
幸先詣 関東の神社、水戸・座間・下野

関東の神社も見てみましょう。
茨城県水戸市の吉田神社は、12月1日から新年の祈願と、お札・お守り・破魔矢・熊手などの頒布を始めていました(吉田神社 幸先詣・新年初詣のご案内)。
神奈川県座間市の鈴鹿明神社は、2025年は12月20日(土)からでした。
頒布の時間は9時から16時30分です(鈴鹿明神社 幸先詣開始日)。
栃木県下野市の下野星宮神社も、12月20日から幸先詣の御朱印を始めていました(tarujiruさんのXの投稿)。
始まりの日は神社ごとにちがうので、行く前に神社のお知らせを見ておきましょう。
幸先詣 寒川神社は年末でも混む

神奈川県の寒川神社にも、年末に幸先詣で行く人がいます。
ただ、寒川神社の公式サイトには、10月19日の時点で幸先詣の案内は出ていません(寒川神社 お知らせ)。
去年の12月30日には「年末なのに予想以上に混んでいました」という声がありました(nagomi_emiさんのXの投稿)。
同じ日に、ご祈祷の列ができていたという人もいます。
それでも、初詣よりはましだったそうです(BlackCrowWitchさんのXの投稿)。
12月31日の朝には、第一駐車場が満車でした(APLUS04326903さんのXの投稿)。
いっぽうで、12月31日に「今年は人出は少なかった様な」と書いた人もいました。
その日は、午年にちなんだ立派な馬のねぶたが飾られていたそうです(q5sOZYxgJA6dcWFさんのXの投稿)。
混み具合は、日や時間で差があるようです。
寒川神社は、年末ぎりぎりをさけて、早めに行くと安心ですね。
幸先詣 伊勢神宮のお札は近くの神社でも受けられる

伊勢神宮に、年末にお参りする人もいます。
2025年12月29日に伊勢神宮の外宮と内宮へ幸先詣に行った人は、「案外人が多くて驚いた」そうです(tatudoshihappyさんのXの投稿)。
伊勢神宮のお札やお守りを受けられる時間は、12月は午前6時から午後5時までです。
お正月のあいだは時間が変わります(伊勢神宮 授与品)。
伊勢まで行けなくても大丈夫です。
伊勢神宮のお札は「神宮大麻(じんぐうたいま)」といって、お正月の前に全国の神社を通して配られています(伊勢神宮 神宮大麻と神宮暦)。
宮城県の竹駒神社では、12月7日に神宮大麻を受けた人がいました。
まだ並んでいなくても、聞けば出してもらえたそうです(tujiga_87さんのXの投稿)。
近くの神社の幸先詣で、神宮大麻と氏神様のお札をそろえておけますね。
幸先詣 広島の神社は12月13日から

広島でも、幸先詣ができる神社があります。
呉市の高尾神社は、2025年は12月13日(土)から31日(水)まで、9時から16時まででした。
年内の「幸先祈願」は予約制で、幸先詣だけの特別御朱印(初穂料500円)もありました(高尾神社 幸先詣のご案内)。
広島市中区の空鞘稲生神社は、幸先詣の期間を12月22日から31日までとしていました。
神宮大麻や干支のお守りは、ひと足早く12月13日から授与していました(空鞘稲生神社 幸先詣)。
広島護國神社に12月30日に幸先詣へ行った人もいます。
報道の人もたくさん来ていたと書いていました(9kgQX9uktT34423さんのXの投稿)。
2026年の幸先詣はいつから?11月の終わりからお知らせを見よう

ここで紹介した神社では、10月19日の時点で、今年の幸先詣の日程はまだ出ていません。
空鞘稲生神社のページも、去年の案内のままです(空鞘稲生神社 幸先詣)。
寒川神社のお知らせにも、幸先詣の案内はまだありません(寒川神社 お知らせ)。
ここで紹介した神社の期間は、去年(2025年)までの案内です。
見付天神は、始まる1週間前の12月9日にお知らせを出していました(見付天神 幸先詣はじまります)。
ただ、早い神社は12月1日から始まります。
11月の終わりごろから、いつもお参りする神社のお知らせを見てみてくださいね。
幸先詣のまとめ

「幸先詣とは?意味と読み方、いつから始まった?」をおさらいしましょう。
幸先詣とは?読み方は「さいさきもうで」。年内に新年のお札や縁起物を受けるお参りです。
幸先詣の意味は「幸先よく新年を迎える」。幸先は、よいことの前ぶれです。
幸先詣はいつから始まった?2020年に福岡県神社庁が呼びかけ、全国に広がりました。
幸先詣のご利益は初詣と変わる?神社の方は「御利益は変わらず」と話していました。
幸先詣で受けられるもの、お札と縁起物。破魔矢や熊手、神宮大麻も受けられます。
「幸先詣はいつからいつまで?東京・関東・広島の神社の期間」もおさらいです。
幸先詣はいつから?早い神社は12月1日から。13日や20日ごろから始める神社もあります。
幸先詣はいつまで?多くは12月31日までです。
幸先詣 東京の神社は12月1日や13日から。阿佐ヶ谷神明宮は12月13日の正月事始めから31日までです。
幸先詣 関東の神社、水戸・座間・下野。始まりは12月1日や20日でした。
幸先詣 寒川神社は年末でも混む。12月31日は駐車場も満車でした。
幸先詣 伊勢神宮のお札は近くの神社でも受けられる。神宮大麻は全国の神社で配られています。
幸先詣 広島の神社は12月13日から。高尾神社は予約で幸先祈願を受けられました。
2026年の幸先詣はいつから?11月の終わりからお知らせを見ておきましょう。
混む三が日をさけて、今年は幸先詣で、ひと足早く新年の準備をしてみませんか。
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