岐阜城の天守閣は、いま改修工事のため臨時休業中です。
開くのは2027年11月の予定です(岐阜市 金華山山上部の整備工事)。
「えっ、じゃあ行っても意味ないの?」
そう思いますよね。
でも、だいじょうぶです。
ロープウェイも、山頂の展望台もリス村も、いつもどおり使えます。
足場に包まれた岐阜城が見られるのは、今だけです。
この記事では、工事中の岐阜城の観光で楽しめることをまとめました。
城主の話や織田信長のこと、ロープウェイとアクセス、城下町の食べ歩きも書いています。
出かける前に読んでおいてください。
この記事のポイントは以下の4点です。
- 天守閣は2026年5月19日から休館中。リニューアルオープンは2027年11月の予定
- ロープウェイ、展望台、リス村、展望レストランは工事中も使える
- ロープウェイは往復1,300円。山頂まで約4分
- ふもとの岐阜城楽市と川原町で、城下町の食べ歩きができる
岐阜城の観光、改修工事で臨時休業中の今と城主・織田信長
- 岐阜城の改修工事はいつまで?天守閣は臨時休業中
- 岐阜城の工事中でも観光できること、夜景と現場見学会
- 岐阜城の城主は12人、二階堂行政から織田秀信まで
- 岐阜城と織田信長、「岐阜」の名前と居館跡
- 岐阜城の写真を撮るなら、長良橋と月の夜
岐阜城の改修工事はいつまで?天守閣は臨時休業中

岐阜城の天守閣は、2026年5月19日から休館しています。
となりの岐阜城資料館は、ひと足早く4月1日から休館です。
どちらも、2027年10月下旬まで休館の予定です(岐阜市観光ナビ 岐阜城)。
いまの天守閣は、1956年(昭和31年)に建て直されたものです。
鉄筋コンクリートで建て直した天守としては、2代目です。
これを次の世代へつなぐために、建物を直しています。
中の展示も、新しくする予定です(岐阜市 金華山山上部の整備工事)。
リニューアルオープンは、2027年11月の予定です。
山頂の道や柵、明かりも直しています。
そのため、山頂の一部は通れません。
山頂のトイレも使えません。
トイレは、山頂駅の東のトイレを使います。
歩いて登る人は気をつけてください。
「めい想の小径(水手道)」と「鼻高ハイキングコース」は、山頂の手前で行き止まりです。
ここから登ると、ロープウェイの駅へは行けません(岐阜市 金華山山上部の整備工事)。
工事中の天守閣は、足場と大きなシートに包まれています。
Xでは「下から見上げるとドット絵みたい」という声もありました(カッチンさんのXの投稿)。
岐阜城の工事中でも観光できること、夜景と現場見学会

工事中でも、山の上で楽しめることはたくさんあります。
ロープウェイ、展望レストラン、リス村は、いつもどおり使えます(岐阜市 金華山山上部の整備工事)。
夜景も見られます。
天守閣が閉まっているあいだは、展望レストランの屋上の「金華山展望台」が会場です。
2026年は、10月2日から11月29日までの金・土・日・祝日に、夜8時まで見られます(岐阜市観光ナビ 岐阜城)。
帰りのロープウェイは、展望台が閉まってから30分後が最後です。
同じ金・土・日・祝日には、展望台で「天空のお花畑2026」もあります。
光のアートが、夜景といっしょに楽しめます。
明かりがつくのは17時30分から20時までです。
天気が悪いと中止です(ぎふ金華山ロープウェー 天空のお花畑2026)。
工事中ならではの催しもあります。
岐阜市が、ふだんは入れない工事の現場を見せてくれる「岐阜城 文化財×改修工事 現場見学会」です。
10月30日(金)と11月14日(土)の2日間で、10時30分からと13時30分からの1日2回です。
1回は1時間半ほどです。
定員は20名で、申し込みが多いと抽選です。
参加はタダですが、ロープウェイの運賃はかかります。
集合はロープウェイのふもとの駅です。
申し込みは、岐阜市のホームページからです(岐阜市魅力部/Gifu CityさんのXの投稿)。
岐阜城の城主は12人、二階堂行政から織田秀信まで

岐阜城の山の上には、歴代の城主を1人ずつ紹介する案内の板が立っています。
紹介されているのは12人です。
いまは工事で、天守閣の前が通れなくなっています(岐阜市観光ナビ 岐阜城)。
見られない板もあるかもしれません。
1. 二階堂行政:1201年から1204年のあいだに、ここに「稲葉山城」を建てた
2. 長井氏:斎藤氏の家来から力をつけた一族
3. 斎藤道三:「美濃のマムシ」と呼ばれた武将
4. 斎藤義龍:道三の息子。背の高さが197cmもあったそう
5. 斎藤龍興:13歳で城主に。竹中半兵衛にわずか16人で城を取られたことがある
6. 織田信長:城を攻め落とし、名前を「岐阜城」に変えた
7. 織田信忠:信長の長男。1576年から1582年まで
8. 織田信孝:信長の三男。1582年から1583年まで
9. 池田元助:1583年から1584年まで
10. 池田輝政:1584年から1591年まで
11. 豊臣秀勝:豊臣秀吉のおい。1591年から1592年まで
12. 織田秀信:信長の孫で、幼い名前は三法師。最後の城主
(観光庁の多言語解説文データベース「岐阜城の歴代城主」の1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12)
最後の城主の秀信は、1600年の関ヶ原の戦いの前に、西軍の味方につきました。
そのため東軍に攻められ、激しい戦いのすえに城は落ちました(岐阜市観光ナビ 岐阜城)。
「美濃を制す者は天下を制す」と言われた城の、最後です。
岐阜城と織田信長、「岐阜」の名前と居館跡

岐阜城といえば、やっぱり織田信長です。
信長がこの城を攻め落として城主になったのは、1567年です。
それまで「井の口」と呼ばれていた町の名前を「岐阜」に変えました。
「稲葉山城」も「岐阜城」に改めたといわれています(岐阜市観光ナビ 岐阜城)。
信長は、この城にいたころ「天下布武」のはんこを使っていました。
天下をおさめる、という決意を示したんです。
城下町では、だれでも自由に商売ができる「楽市楽座」を守りました。
岐阜の町は、とてもにぎわったそうです。
1576年に、城を息子の信忠にゆずりました。
山のふもとの岐阜公園も、信長ゆかりの場所です。
ここには、斎藤道三や信長の住まい(居館)があったとされています。
発掘の調査で、金箔をはった飾りの瓦や、庭のあとが見つかりました(岐阜市観光ナビ 岐阜公園)。
「織田信長公居館跡」として、大きな石を使った通路や石垣が見られます。
公園は入るのがタダで、休みもありません。
公園の正門の前には、「若き日の織田信長像」があります。
岐阜市も、岐阜城をうしろにして写真を撮るのをすすめています(岐阜市 岐阜公園)。
岐阜城の写真を撮るなら、長良橋と月の夜

岐阜城の写真を撮るなら、下から山ごと撮るのがおすすめです。
長良川にかかる長良橋のあたりは、金華山と川をいっしょに写せます。
行った人も「岐阜城がばっちり見える」と書いていました(Hiro Wisteria flowersさんのXの投稿)。

月の夜もきれいです。
JR東海も「夜空に浮かぶ月と山上に灯る岐阜城」の写真を紹介しています(在来線の魅力【JR東海公式】さんのXの投稿)。
工事中のいまは、足場とシートに包まれた姿になります。
2026年9月の十五夜には、岐阜市も「工事中ver」の月と岐阜城の写真を出していました(岐阜市魅力部/Gifu CityさんのXの投稿)。
今しか撮れない岐阜城として、撮っておくのもいいですね。
岐阜城へのアクセスとロープウェイ、岐阜城楽市と城下町の食べ歩き
- 岐阜城へのアクセス、バスと駐車場
- 岐阜城のロープウェイ、料金と時間
- 岐阜城の山頂でリス村と展望レストラン
- 岐阜城楽市で城下町の食べ歩き
- 川原町の古い町並みで城下町の食べ歩き
岐阜城へのアクセス、バスと駐車場

岐阜城は、金華山の山の上にあります。
車では山頂まで行けません。
まず、ふもとの岐阜公園に行きましょう(ぎふ金華山ロープウェー アクセス)。
電車で来たら、駅からバスに乗ります。
JR岐阜駅は12番か13番、名鉄岐阜駅は4番の乗り場です。
「岐阜公園・岐阜城」でおります。
駅から約15分で、運賃は250円です。
バス停からロープウェイの乗り場までは、歩いて約3分です(ぎふ金華山ロープウェー アクセス)。

車なら、カーナビに「岐阜公園 堤外駐車場」を入れます。
1時間まではタダで、そのあとは310円です。
1日単位の料金なので、何時間停めても310円です。
開いているのは8時30分から21時までです(岐阜市 岐阜公園)。
ちょっとしたお得もあります。
11月30日までは、市の駐車場に停めて岐阜公園で買い物をすると、駐車料金が最大600円引きになります。
路線バスで来ると、岐阜城のまわりの有料の施設で使える割引クーポンがもらえます(岐阜市 岐阜公園)。
駐車場の数は多くないので、できればバスで行きましょう。
岐阜城のロープウェイ、料金と時間

岐阜公園から山頂までは、「ぎふ金華山ロープウェー」で約4分です。
ふだんは15分おき、混んでいるときは10分おきに動いています(岐阜県観光公式サイト ぎふ金華山ロープウェー)。
運賃は、大人(中学生以上)が往復1,300円、片道800円です。
4歳から小学生までは、往復650円、片道400円です。
4歳未満の子どもは、乗車券を買った人1人につき1人までタダです(ぎふ金華山ロープウェー 営業時間・運賃料金)。
動いているのは9時から18時までです。
10月と11月の金・土・日・祝日は、夜20時30分まで動きます(岐阜県観光公式サイト ぎふ金華山ロープウェー)。
上りの最後の便は、終わりの30分前です。
ロープウェイは、点検のため12月1日から28日まで休みです。
2027年の1月7日から2月16日までも休みます(ぎふ金華山ロープウェー 営業時間・運賃料金)。
冬に行く人は、気をつけてください。
ゴンドラの中では、ガイドさんが金華山の歴史を話してくれます。
山頂の駅からは、階段の山道が続きます(ぎふ金華山ロープウェー よくあるご質問)。
岐阜城までは、歩いて約8分です(岐阜県観光公式サイト 岐阜城)。
ただ、いまは工事で天守閣の前が通れません(岐阜市観光ナビ 岐阜城)。
歩きやすいくつで行きましょう。
岐阜城の山頂でリス村と展望レストラン

山頂の駅の前には、「ぎふ金華山リス村」があります。
1965年(昭和40年)に、日本で初めてできたリス村です(ぎふ金華山ロープウェー リス村)。
ここのタイワンリスは冬眠をしないので、1年中会えます(ぎふ金華山ロープウェー)。
入村料は、大人400円、子ども300円です(ぎふ金華山ロープウェー 営業時間・運賃料金)。
エサ代も入っています(ぎふ金華山ロープウェー よくあるご質問)。
エサやりは4歳からできます。
皮の手袋の上に飼育員さんがエサをのせてくれるので、リスが来るのを待ちます(ぎふ金華山ロープウェー リス村)。
山頂の駅から山道を3分ほど歩くと、金華山展望台です。
長良川と岐阜の街、遠くの山々まで見わたせます(ぎふ金華山ロープウェー)。
お昼は、展望レストラン「ル・ポン・ドゥ・シェル」へ。
名物は、岐阜市のご当地グルメの大会でグランプリをとった「信長どて丼」(1,300円)です。
牛すじと豚のホルモンを、みそでじっくり煮こんであります。
金華山からあげ定食(1,800円)もあります(ぎふ金華山ロープウェー 展望レストラン)。
山の上のお店は、現金しか使えません(ぎふ金華山ロープウェー よくあるご質問)。
岐阜城楽市で城下町の食べ歩き

ふもとの岐阜公園には、「岐阜城楽市」があります。
2025年4月26日にできた、新しいお店の通りです(岐阜市 岐阜公園)。
木造の平屋が7棟あり、11のお店が入ります(岐阜市観光ナビ 岐阜城楽市)。
いま開いているのは10のお店で、もう1つは準備中です(岐阜城楽市)。
入るのはタダです(岐阜城楽市 Q&A)。
うどん、珈琲、肉のお店、フルーツ飴、はちみつのお店などがそろっています。
四季彩うどん 華きんとん:土日祝は8時から18時まで(火曜休み)
井ノ口珈琲焙煎所:土日祝は8時30分から16時30分まで(水曜休み)
肉工房 美乃家:土日祝は10時から17時まで(木曜休み)
はちみつ専門店 秋田屋:10時から17時まで(水曜休み)
お店の時間は変わることがあるので、行く前に見ておきましょう(岐阜城楽市)。
外で食べるときは、公園のベンチを使います(岐阜城楽市 Q&A)。

楽市には、新しいメニューの和栗のモンブランソフトがあります。
食べた人は「濃厚!栗が主張」と書いていました(岐阜あれこれ紀行さんのXの投稿)。
11月2日(月)から8日(日)までは、日光さる軍団の猿まわしも見られます。
5日(木)はお休みの予定で、雨だと中止です(岐阜城楽市 猿まわし特別公演)。
11月30日までは、信長ゆかりの場所をめぐるスタンプラリーもあります。
山の上と、ふもとのゆかりの場所でスタンプを集めます。
ロープウェイの乗車券と合わせると、限定の御城印がもらえます(岐阜城楽市 信長公ゆかりの地周遊スタンプラリー)。
天守閣に入れない今でも、記念が残せますよ。
川原町の古い町並みで城下町の食べ歩き

もう少し歩けるなら、川原町にも行ってみましょう。
長良橋の南の、鵜飼の観覧船乗り場から西へ続く町です。
格子戸のある古い町並みが、今も残っています(岐阜市観光ナビ 川原町の古いまちなみ)。
昔は、長良川の船を使う川の港としてにぎわいました。
今も、岐阜うちわを作って売るお店や、鮎菓子で知られる和菓子のお店があります。
町家を使った、おしゃれなお店も増えています。
和菓子やおみやげを選びながら、ぶらぶら歩けますよ。
バスなら「長良橋南・川原町」でおりて、歩いて1分です。
運賃は250円です。
車なら、岐阜公園の堤外駐車場を使います(岐阜市観光ナビ 川原町の古いまちなみ)。
まとめ

岐阜城の観光、改修工事で臨時休業中の今と城主・織田信長をおさらいしましょう。
岐阜城の改修工事はいつまで?天守閣は臨時休業中で、2027年11月にリニューアルオープンの予定です。
岐阜城の工事中でも観光できること、夜景と現場見学会。展望台の夜景と天空のお花畑が楽しめて、10月30日と11月14日には見学会もあります。
岐阜城の城主は12人、二階堂行政から織田秀信まで。信長のあとも6人の城主がいました。
岐阜城と織田信長、「岐阜」の名前と居館跡は、1567年に信長が名前を変え、ふもとに住まいがありました。
岐阜城の写真を撮るなら、長良橋と月の夜がおすすめ。工事中の姿も今だけです。
岐阜城へのアクセスとロープウェイ、岐阜城楽市と城下町の食べ歩きもおさらいです。
岐阜城へのアクセス、バスと駐車場は、岐阜駅からバスで約15分。堤外駐車場は1時間までタダです。
岐阜城のロープウェイ、料金と時間は、往復1,300円で約4分。12月1日から28日は休みです。
岐阜城の山頂でリス村と展望レストランは、エサやりと信長どて丼が楽しめます。現金を持って行きましょう。
岐阜城楽市で城下町の食べ歩きは、10のお店があり、和栗のモンブランソフトもあります。
川原町の古い町並みで城下町の食べ歩きは、格子戸の町並みで和菓子やおみやげを選べます。
工事中の今しか見られない岐阜城を、楽しんできてくださいね。
岐阜市では、毎年11月にぎふ信長まつりが開かれます。
2026年の日程や信長役、騎馬武者行列の時間はぎふ信長まつりの記事にまとめています。

